車のサブスク解説

カーリースはどんな人におすすめ?各社の比較や選び方を解説

カーリースはどんな人におすすめ?各社の比較や選び方を解説

車を買わずに「レンタルする」という選択肢「カーリース」がどのような人に向いているのかをご紹介。カーリース会社各社の特徴を徹底比較しながら、選び方を解説します。また、カーリースと車のサブスク「KINTO」の違いについても触れていますので、マイカーを持ちたいと考えている方は、自分に合う方法を検討してみてください。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

カーリースはどんなサービス?

そもそもカーリースとはどのようなサービスなのでしょうか?「car lease(カーリース)」の「lease」とは「借りる契約」の意味があります。つまりカーリースとは、一言でいうとカーリース会社から車を借りて使うことです。

詳しい仕組みやメリットを解説します。

カーリースの仕組み、料金体系

カーリースは前述のとおり、車を「借りる」サービスのことです。

まずカーリース会社は各車メーカーから新車を購入し、その車を契約者に貸し出します。契約者は車を借りて使える代わりに、毎月決まった料金をカーリース会社に支払います。

月額料金は、車両価格を契約月数で割って算出します。車両価格は、契約満了時の残価(車を売るときの下取り価格)を引いたものになります。月額料金には、上記で算出される車自体のレンタル料のほかに、税金・保険料やリース会社の事務手数料なども含まれています。車を購入すると所有者に

支払い義務がある自動車税、自賠責保険料、自動車重量税などもリース契約では月額料金に含まれています。そのため購入する際のような大きな初期費用の負担はなく、気軽に車に乗り始めることができます。

ちなみに契約期間は、自分が利用したい期間を選ぶことができます。一般的には車検のタイミングに合わせて3~5年ほどに設定する方が多いようです。1年ほどの短期間にする方もいれば、反対に11年と長くする方もいます。

子どもが生まれるまで1年、引っ越しが多いから3年、気に入った車に長く乗り続けたいから11年…など、自分のライフスタイル・ライフプランに合わせた期間を設定できます。

新車・中古車どちらも選べる

会社やサービスにもよりますが、カーリースは基本的に新車・中古車どちらも借りることができます。頭金などまとまったお金を用意せず、月々一定の支払いでマイカーのように乗ることが可能です。

さらに新車のリースだと、車種に加えてグレードやオプションも選べることが多く、お気に入りの一台を見つけやすいのもメリットです。

中古車の場合、カーリース会社が保有している在庫車の中から選ぶ必要があるため、選択肢は限られます。中古車には、新車のカーリースの契約期間が終了したものや、もともとレンタカーとして使われていたものがあります。

中古車のリースを選ぶメリットは、新車より納車が早い点です。人気車種の新車の場合長ければ1年以上待つこともありますが、中古車の場合1週間から2週間での納車が一般的なようです。

また、月額料金も新車より抑えることができます。中古であるため原価として組み入れる車両価格が安くなるので、月々の支払い料金もダウンします。「なるべくお得に車を借りたい」という方は、中古車も視野に入れてみると良いでしょう。

カーリースを利用するメリット

カーリースを利用するメリットはたくさんあります。

前述のとおり、車を購入する場合にかかるまとまった初期費用が不要なので、気軽に乗り始めることができます。月々の支払い料金も一定なので、長期的なマネープランが立てられるのもうれしいポイント。

新車・中古車問わず自分で好きな車種を選べるのも良い点です。新車なら最新モデルに乗ることもできます。数年単位でさまざまな車種に乗り換えていくことも可能です。

また、費用を極力抑えたければ中古車を選ぶ、など、自分の要望によって車種の選択肢が多いので利用しやすいです。

諸手続きが楽なのもメリットのひとつ。カーリース会社の手続きや審査はオンライン上で完結するものが多く、わざわざ実店舗まで足を運ぶ必要がありません。

同様に、車検やメンテナンスの手続きも簡単です。メンテナンスプランがあるカーリースの場合は、車検費用やメンテナンス費用は月額料金に含まれていることが多く、適切なタイミングで整備をしてくれます。

カーリースを利用するデメリット

反対にカーリース利用のデメリットも解説します。

まず大きなデメリットが、契約途中での解約や契約内容の変更ができないこと。もしやむを得ない事情で中途解約をせざるを得ない場合は、解約金や、残りの契約期間に相当する金額を請求される可能性があります。

また、中途解約ではなくても、契約満了で終了時にも追加の支払いが発生することもあります。理由として、カーリースにはオープンエンドとクローズドエンドという2つの契約方式があります。

オープンエンドの契約の場合

月額料金が抑えられる代わりに、契約終了時に追加精算が発生するリスクがあります。オープンエンドは契約時に、残価が開示されます。契約時の想定残価が実際の残価を上回っていれば、契約終了時にその差額は契約者に返金されます。しかし逆に下回っていた場合は、差額を契約者がカーリース会社に支払わなければなりません。

クローズドエンドの契約の場合

月々の支払いは少し上がりますが、その分契約終了時に追加の精算はいりません。理由は、カーリース契約時に残価を開示されないためです。契約時に設定した残価と実際の契約終了時の残価は、カーリース契約した契約者に知らされることはないため、精算が発生しないのです。

さらにカーリース会社利用のデメリットとして、走行距離の制限があげられます。カーリースでは契約満了時に車の価値を担保するため、走行距離が制限されます。走行距離はカーリース会社によって違いがありますが、だいたいひと月あたり1,000~2,000kmの走行距離制限を設けています。制限を超えた場合は、超過距離に応じた追加料金が発生してしまうため、注意が必要です。

カーリースとカーシェアリングやレンタカーの違い

カーリースとカーシェアリング・レンタカーは似ているようですが契約期間や利用方法が異なります。

カーリースの契約期間は月単位や年単位など、「比較的長期の契約を結ぶ」利用方法になります。契約期間中は自由に使うことができるので、数年間借りて通勤やレジャー・旅行に使うなど自家用車とほぼ同様に使えるサービスです。

カーシェアリングは、買い物などの「ごく短時間の利用」に使われます。カーシェアリング用の駐車スペースやステーションに置かれた車を、複数人でシェアする仕組みです。ただし予約が空いている時間のみ利用可能なため、利用できる日や時間帯に制限がかかることがあります。

レンタカーは「数時間から数日の利用」に使われます。旅行時にレンタカーを予約して利用するなど、日単位で使えるサービスです。レンタカーではナンバープレートのひらがなが「わ」や「れ」ナンバーになるため、外見でレンタカーだと分かりやすい点も特徴です。

カーリース会社やサービスはどのように選べば良い?

数あるカーリース会社のなかから、自分に合うものはどのように選べば良いのでしょうか?

カーリースは一度契約すると途中解約や変更ができず、さらにこれから数年単位の付き合いになります。選ぶポイントを把握して、自分に合うカーリース会社・カーリースプランを見つけましょう。

カーリース会社を確認するときの3つのポイントをご紹介します。

料金に含まれる内容と残価精算の有無に注意

まずは月額の支払い料金に、具体的に何が含まれているかを確認しましょう。

カーリース会社ごとに料金形態やプラン内容は異なります。「このお金も月額料金に含まれていると思っていたら、別途支払いが必要だった」とあわてることのないよう、契約前の確認が大切です。

自動車税や自動車保険、車検費用やメンテナンス費用、故障時の修理費用など、どこまで月額料金に含まれてるのかチェックします。
さらに、契約満了時の残価精算で発生する費用の有無も、契約前にチェックしておきましょう。

取扱メーカー、車種をチェック

カーリース会社やサービスによって、選べる車種にも違いがあります。どうしても乗りたい特定の車種やメーカーがある場合は、取り扱いのあるカーリース会社を選びましょう。とくに大手自動車メーカーが運営しているカーリースサービスは、自社の車のみしか扱っていない場合が多いので注意しましょう。

車種やメーカーにこだわりがなかったり、まだいろいろ迷って決めかねたりしていたら、複数のメーカーを取り扱っているカーリース会社がおすすめです。

複数のメーカーを扱うカーリース会社は、国産車のみを扱うところが多いようです。また一部のモデルやグレードなどは取り扱っていないこともあります。

目的に合わせたプランがあるか

車をリースするうえでの、自分の希望や意向に沿ったサービスやプランがあるかもポイントです。

例えば、「車には乗りたいけどあまり詳しくないから、メンテナンスはプロに任せたい」という場合はメンテナンスや故障修理のサポートが充実しているリース会社やプランを選びましょう。

「もしかしたら来年転勤になるかもしれないので、短期間でカーリースできると助かる」という方は短期契約プランのあるカーリース会社を選ぶなど、それぞれの状況や要望にあったプランを備えているカーリース会社を選ぶことが大切です。

走行距離に上限があるか

カーリースでは一般的に、月あたり1,500km前後の走行距離制限がもうけられています。リース終了時には走行距離などの状態をもとに残価を試算しているため、契約走行距離を超過していた場合は追加料金を支払うことになります。

例えば月あたり1,500km制限の場合、1日あたりの走行距離数は48kmまでが目安です。(※1か月を31日で計算した場合)通勤などで長距離を運転する機会が多い方は、事前に走行距離制限の内容を確認しておきましょう。

契約した自動車のカスタマイズができるかどうか

カーリースでは自動車の所有者がリース会社となっているため、契約者によるカスタマイズは難しいでしょう。

ただしKINTOでは、あらかじめカスタマイズされた車(カスタムカー)に乗ることができます。カスタムカーを希望する方は、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

6つのおすすめカーリース会社・サービスを徹底比較!

カーリース会社のメリット・デメリットや選び方のポイントがわかってきたところで、おすすめの6つの会社・サービスをご紹介します。
それぞれ特徴が異なるため、各社を比較して自分に適した会社を選びましょう。

信頼性の高い「トヨタレンタリース」

月額料金

各店舗に問い合わせ

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険
※車検・メンテナンス費用はプランによる

契約期間

3年~5年

利用できるメーカー

トヨタのみ

新車・中古車

両方OK

「トヨタレンタリース」は国内最大の自動車メーカーであるトヨタ系列のカーリースサービスです。
トヨタならではの車のプロが、状況や要望に沿った最適なカーリースプランを提案してくれるため、カーリースの利用が初めての方にも安心です。

国内に約5,700ヵ所の拠点があるので、地方出張で急な故障などがあった際でも、各地域のスタッフが対応します。全国に多くの拠点をもつトヨタ系列だからこその、地域密着型のサポートが強みです。

またトヨタレンタリースならではの利点が、「TransLog」というトヨタ独自の通信型ドライブレコーダーを使えることです。TransLogは走行中の危険運転記録や警告を把握し、より安全な走行をサポートします。運転ルートの確認もできます。

オリックスが運営する業界大手の「カーリース・オンライン」

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険

制限走行距離

2,000km/月(新車のみ)
※中古車は、1,500km/月を超える場合は要相談

契約期間

5年、7年、9年、11年

利用できるメーカー

国内全メーカー

新車・中古車

両方OK

リース業界大手のオリックスが運営しているカーリースサービスが、「カーリース・オンライン」です。1984年から長年カーリース事業を続けています。

ここも国内全メーカー・全車種から利用する車を選べます。さらにオリックスが特におすすめしている新車を、「特選車」としてお得な料金でラインナップしています。

プランもさまざまあり、新車のカーリースプランは、

  • いまのりイレブン(11年リース)
  • いまのりナイン(9年リース)
  • いまのりセブン(7年リース)
  • いまのりくん(5年リース)

の4つから選べます。

全プランで、それぞれ規定年数が過ぎれば乗り換え・返却が自由です。

いまのりくんプラン以外の上記3プランと、中古車のプラン「ワンプライス中古車リースMyCar」は、契約満了後にそのままクルマをもらえます。その際、法定費用(重量税・自動車税種別割・自賠責保険料・リサイクル料金)は自分で負担しなければならなくなります。

ほかにもプランによっては、オイル交換や車検費用が無料になるクーポンがついてくるものもあり、メンテナンス時に大きな出費がないのも安心です。

業界初の11年リースで価格を抑えられる「定額カルモくん」

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険
※車検代含むメンテナンスプランもオプションで追加可

制限走行距離

無制限(契約期間が7年以上の場合)
※契約が6年以下の場合は1,500km/月

契約期間

1~11年

利用できるメーカー

国内全メーカー(一部取り扱いのない場合あり)

新車・中古車

両方OK

ITベンチャー企業の「ナイル株式会社」が手がけるカーリースサービスの「定額カルモくん」。新車・中古車どちらでも月額1万円ちょっとからと、コスパの良さに定評があります。

新車はすべて、提携するオリックス自動車が扱っているので安心です。

頭金やボーナス払いは0円で、各種税金も込みでずっと定額。長く使うほどお得で、最長11年まで契約できます。

「もらえるオプション」という追加オプションもあります。新車全車種で7年以上契約すると、契約満了時に追加精算なしでクルマをそのままもらえます(※名義変更など事務手続き費用はユーザー 負担)

さらにカーリースにはつきものの走行距離制限がないのもユニークなポイントです(※契約期間が7年以上の場合のみ)。急な遠出が続くなど月間の走行距離が読めない場合も走行距離を気にしなくて良いのはメリットです。

また納車も最短で4日(中古車の場合)からと、乗りたいと思ったらすぐに使えるスピード感が魅力。迅速な納車対応でも、事前にしっかり車検をしてから受け取れるので安心です。

中古車プランでは、修理費の上限なしで24時間365日故障の受付対応をしてもらえます。

ガソリンの値引きのある「コスモMyカーリース」

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険、車検代

制限走行距離

500、1,000、1,500km/月

契約期間

3年、5年、7年、9年

利用できるメーカー

国内全メーカー

新車・中古車

両方OK

ガソリンスタンドで有名なコスモ石油が運営するカーリースです。

特徴として「ガソリン割引」があり、コスモ石油が指定したカードで支払いすると、月間100リットルまで割引が適用されます。車に乗る限りガソリン代は必ずかかる費用なので、このシステムは大きなメリットです。

車も国産の全メーカー・全車種から選べるので、乗りたい車の選択肢が広がります。カーナビやバックカメラ、ETCなどのオプションも自由に選べます。

月間の走行距離も3つのパターンから選べます。基準の1,000km以内のほかに、半分の500km、反対に多めの1,500kmと、3つのプランから選べるので便利です。

カーリースのプランはゴールド、シルバー、ホワイトの3つから選択可能。ゴールドパックは車検や消耗品交換などフルメンテナンスつきで充実したプランです。シルバーパックは、標準的な項目だけカバーしてゴールドパックよりも出費を抑えたい方向け。ホワイトパックは必要最低限のみのもっとも安いプランです。

メンテナンスに強い「カーコンカーリースもろコミ」

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険、車検代

制限走行距離

2,000km/月

契約期間

7年、9年

利用できるメーカー

国内全メーカー

新車・中古車

両方OK

カーコンビニ倶楽部が運営する「カーコンカーリースもろコミ」は、価格の安さが魅力です。7年と9年リースのプランが選べ、どちらも追加精算は不要です。月々3,630円(税込)から「メンテナンスパック」もつけられます。

メンテナンス内容は、タイヤ4本セット交換、バッテリー交換、エンジンオイル交換、ブレーキオイル交換、点火プラグ交換などがあり、それぞれ7年リースより9年リースのほうが受けられる回数が多くなります。
また車種によってつけられないオプションもあります。

これらのメンテナンスや消耗品交換は、すべてカーコンビニ倶楽部の店舗でプロにお任せできます。

輸入車のリースも可能な「SOMPOで乗ーる」

料金に含むもの

車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険

制限走行距離

1,000、1,500、2,000、3,000km/月

契約期間

3年、5年、7年、9年

利用できるメーカー

国内全メーカーと輸入車全メーカー

新車・中古車

新車

SOMPOとDeNAが共同で提供しているカーリースサービスです。

ほかのカーリース会社と違う特徴は、輸入車も扱っていること。輸入車でもさまざまなメーカーから選べます。          

さらに現在乗っている車の下取り査定とセットでカーリースを契約すると、10万円以上で現所有車を下取りしてくれます。下取り対象は車検有効期限内の車です。また走行不能な車は下取り対象外となります。

もう1つのポイントは、カーシェアサービスの「Anyca(エニカ)」を付け加えられるというユニークなもの。Anycaも同じくSOMPOとDeNAが運営しています。専用のアプリを使って、一般の人が所有する車をカーシェアできる珍しいサービスです。

つまり、「SOMPOで乗ーる」で借りているリース車をAnycaで貸し出すことで、リース車に乗らない日はほかの人にカーシェアとして貸し出しシェア料金を得ることができます。

自分が乗らない日はほかの人に乗ってもらって、その分リース料金負担が軽減できるお得な方法です。

カーリースとは違う?車のサブスク「KINTO」とは?

このようにカーリースにはさまざまなメリットがあります。車を購入することなく借りて乗るサービスの需要は、これからも上がってくるかもしれません。

カーリースのほかにもおすすめしたいのが、車のサブスクリプションサービスの「KINTO」です。

車のサブスクリプションとは?

KINTOは、月々の定額制でトヨタとレクサスの新車に乗ることができる、車のサブスクリプションサービスです。
カーリース同様、毎月決まった金額を月額料金として払います。金額には車体本体価格のほかに、自動車税や任意保険料、車のメンテナンス代なども含まれています。

とくに、任意保険料まで月額料金に含まれているのが大きなポイント。通常カーリースだと、自賠責保険はプランに含まれていますが、任意保険は別途契約する必要があります。

さらにトヨタのサービスなので、車検や故障、メンテナンスなどはトヨタの正規販売店で受けることができます。オイルやタイヤ、バッテリーなど車に乗ると定期的に交換する必要がある消耗品も、トヨタのメンテナンス基準に沿って交換してくれるので安心。乗っている車が万が一故障してしまったら、代車もKINTOが用意します。

もちろん契約もオンラインで完結するので簡単。わざわざお店まで出向く必要はありません。

KINTOのホームページから、ご希望車種のカラーやグレード、オプションなどを選択。そのあと車の受け取りや今後メンテナンスを受けたい店舗を決めます。

あとは住所や勤務先などの必要情報を入力すれば審査申し込みは完了です。

このようにオンライン上で簡単に申し込みが完了するので、納車までもスムーズ。車種にもよりますが、WEB申し込みの場合納車までの期間は1.5ヶ月~2ヶ月ほどです。

料金に含まれる費用が異なる

KINTOのおすすめポイントは、明確でわかりやすい月額料金制です。車体本体金額の分割に加えて、登録諸費用、車検、メンテナンス、自賠責保険、自動車保険(任意保険)、自動車税、故障修理などの諸費用が月額料金に含まれています。

とくに任意保険は、一般的なカーリースでは別途支払うところが多いため、これが含まれているのはKINTOならでは。

さらにKINTOであれば、車検費用も月額料金に含まれているので、「車検のある月だけ大きく出費が増える」などの心配も不要。毎月の出費が一定なのでマネープランを立てるときもわかりやすく便利です。

途中解約金が不要なケースがある

一般的にカーリースは、契約途中の契約解除はできません。どうしても解約するときは解約金や違約金などを別途支払います。

一方KINTOでは、中途解約金が予め設定されています。解約金の設定に関して、解約金フリープラン、初期費用フリープランの2つのプランがあります。

解約金フリープランは、中途解約でも解約金はかかりません。契約締結時に、所定の申込金として月額5ヶ月分相当だけ支払う必要があります。
初期費用フリープランは、頭金などの初期費用が不要です。中途解約した場合は、既定の中途解約金を支払います。

月額利用料は、契約者に負担がかからないように半年ごとの契約になっているので、半年ごとの残利用料になります。そこに追加精算金(契約プランやタイミングで料金は異なる)を足したものを、中途解約金として支払います。

カーリースやKINTOはどんな人におすすめ?

ではKINTOやカーリースはどのような方に向いているサービスなのでしょうか?反対に購入に向いているのはどのような方なのでしょうか。
それぞれ向いている方の特徴をまとめました。

カーリースやKINTOに向いている人の特徴

先にKINTOやカーリースがおすすめの方の特徴を解説します。
下記の項目に合う方は、KINTOやカーリースはぴったりのサービスといえます。

  • 頭金としてまとまった金額を払いたくない
  • 毎月の出費を定額にてわかりやすくしたい
  • インターネットだけで手続きを完結したい
  • 長距離移動をあまりしない
  • 車のメンテナンスは自分でできないのでプロに任せたい


支払いに関しては、頭金として大きなお金を払うのに抵抗がある方、初期費用を極力抑えたい方に向いています。新車を購入するときは、まとまった金額の頭金を払ってから月々のローンを返済していくのが一般的です。

KINTOやカーリースだと、プランによっては頭金や諸費用がかからないので、払うのに抵抗がある方、まとまったお金が用意できない方におすすめです。

諸々の経費や料金を含め月額制になっているので、毎月の支払い額が一定になります。そのため長期のマネープランをしっかり決めたい方や、月によって出費が大きく変わるのを避けたい方に合っています。

ほかにも、店舗まで直接行かずにオンラインで手続きを完結させたい方や、メンテナンスを自分ではできないのでプロに任せたい方にも、KINTOやカーリースのサービスは安心です。

カーリースには毎月走行距離の制限もあるので、普段からそこまで長距離移動はしない方にも向いています。

購入に向いている人の特徴は?

対して、購入のほうが向いている方の特徴も見ていきましょう。

  • 車を資産と考えている
  • 現金一括で車を購入できる
  • 車を自分好みにカスタマイズしたい
  • 長距離移動が多い


購入の大きなメリットは、やはり自分だけのマイカー持てること。自分好みにカスタマイズして、個性を出した車にすることができます。ホイールやエアロパーツを付け 変えたり、内装をより快適にカスタマイズしたり、人とは違う自分だけの車にできるのは購入したからこその醍醐味。

車をカスタマイズしたい方や、車は所持してこそ資産価値があると考えている方には購入がおすすめです。

ほかにも、現金で一括購入できる方は、カーリースなどよりも購入のほうが適しています。KINTOやカーリースは月額制になっている代わりに、金利相当分が原価に含まれています。もし現金で一括購入できるのであれば、総額は購入の方が安くなります。

また、日々の走行距離が長めの方も購入のほうが良いでしょう。カーリースであれば走行距離制限を気にしなければならないため、長距離を定期的に運転する場合は購入の方が向いているといえそうです。

カーリースおすすめ まとめ

クルマはどうしても大きな買い物になってしまうため、初期費用が不要なカーリースという選択肢もあることを知っておきましょう。自分の所有物にはなりませんが、初期費用を抑えて便利なサポートも受けられます。

カーリースのほかに、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」もおすすめです。月々定額制で車が借りられ、頭金も不要。初期費用を抑えて好きな車に乗ることができます。もちろん最新の車種も取り揃えています。

自分に合った方法を選んで、ぜひ新しいカーライフを楽しんでください。
KINTO ONEのサービスを詳しくみる

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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