ブログ

4,000軒以上のカレー屋さんを巡ったカレーマニアが教える「わざわざ行きたい」個性派カレー屋さん巡りの旅

4,000軒以上のカレー屋さんを巡ったカレーマニアが教える「わざわざ行きたい」個性派カレー屋さん巡りの旅

「あれ食べに行きたい!」とは旅の大事なモチベーション。海鮮やご当地のお肉などが定番の旅グルメですが、「旅先でカレーを食べよう」と提案するのは、「カレー細胞」の名でカレー情報を発信しまくる松 宏彰さんです。全国各地のカレーシェフが提供する個性的&極上のカレーは、わざわざ足を運んで食べる価値ありの、「そこでしか食べられない」グルメだと語りますが、松さんがオススメするカレー屋さんとは?

KINTOマガジン読者の皆さま、はじめまして。“カレー細胞”こと松 宏彰です。

私はカレーが好きで好きで、日本全国はもとより、アジアから南米やアフリカまで、気がつけば4,000軒を優に超えるカレー店を食べ歩いてきました。好きが高じて、最近は「Japanese Curry Awards」の選考委員をつとめたり「東京カレーカルチャー」「ジャパニーズカレーフェスティバル」といった、カレーイベントもプロデュースしたり。

と、仕事でもプライベートでもカレー三昧の私にとって、移動、そして旅の目的が「カレー屋さん探訪」であることは珍しくはありません。本稿では、私が過去、実際に足を運んだお店の中から、皆さんにもぜひ、旅の目的にしていただきたカレー店をご紹介したいと思います。

セレクトのポイントは、カレーマニアならずとも楽しめる、わざわざ旅の目的にしたくなるような満足できるお店。そして、この場所まで来た甲斐があったと思える個性あふれるお店です。それでは、お楽しみください

カレー旅への誘い。日本は「個性派カレー」の宝庫!

「せっかくの旅先で、なんでわざわざカレーを食べるの?」とよく聞かれます。

そうですよね。

せっかく旅行に行ったならその土地ならではのもの、そこでしかいただけないものを食べたいですもんね。

だからこそここで皆さんに伝えたいのです。北海道の海の幸や九州の地鶏となどと同じように、日本全国津々浦々その土地ならではの、そこでしかいただけないカレーがいっぱいあるってことを。

日本は、世界一カレーの多様性に富んだ国だと私は考えています。

そもそも日本における「カレー」の定義はとても曖昧で、どんな食材でもカレーにできるし、どんな食ジャンルとも交われます。カレーうどんやカレーパンといった存在は、こうしたカレーの懐の深さの好例です。

そして日本には、山には山の幸、海には海の幸がある。さらに、四季折々、旬の食材がある。水がきれいな土地もあり、その場所でしか食べられない新鮮な食材がたくさんあります。「〇〇を食べてはいけない」といった信仰上も制約も(少なくとも社会通念上は)ほとんどなく、世界各国の多彩な料理も日本でいただける。

それらすべての組み合わせがカレーと成りうるのですから、その自由さは無限。だからこそ、「その場所でしか出会えない」と思える個性派カレーが後から後から生まれるんです。

それだけではありません。

カレーという料理の自由さは、さながら芸術表現。お皿に盛られたカレーが、ときに作家性を帯びることだってあるのです。アーティストともいえる個性派カレーシェフの生み出す個性派カレーをいただくことは、いうなれば生演奏のライブであり、その人に会いに行かなきゃ出会えない味なのです。「ミュージシャンにはカレー好きが多い」とよく言われるのも、なんだか妙に納得がいってしまいます。

国内外あわせ4000軒を超えるカレー屋さんを巡った私ですら、スプーンを口に運ぶたびに新鮮な驚きを感じているのですから、「もうカレーは知り尽くした。飽きた」という瞬間は永遠に来ないのだと思います。

「個性派カレーを求め、わざわざ足を運ぶ」とは、そこでしか出会えない新鮮な驚きが得られる、まさに旅なのです。前口上はこのくらいにして、ここからは個性あふれるカレー屋さんをご紹介していきましょう。まずは、東京、大阪からちょっと足を伸ばして訪れたいお店から。

大都市からほど近い、プチ旅行気分で行きたい名店

カレーなるスパイス使いを堪能する『ガネーシュ』(神奈川県横浜市)

まずご紹介するのは東京や横浜から行きやすい、三浦半島の入り口、横浜市金沢区は能見台の南インド料理の名店『ガネーシュ』です。京急本線、能見台駅から徒歩1分ほどなので、電車で訪れるもよし。あるいは、海を目指すドライブの途中に立ち寄るのにも最適な立地です。

日本インド料理のパイオニア『アジャンタ』で修業したシェフたちが独立し、いわゆる「アジャンタ系」と呼ばれる名店群が形作られましたが、こちら『ガネーシュ』もそのひとつです。創業は1992年なので、2022年で、ちょうど30周年(2008年に緑園都市駅付近から能見台へと移転)。今をときめく東京は押上の名店『スパイスカフェ』の伊藤シェフが修業したのもこの『ガネーシュ』という、由緒正しい名店なんです。お店の雰囲気は和やか。けれどどこか凛とした品の良さが漂います。

同店の料理の魅力をシンプルに伝えるならば、「華やかさ」「モダンさ」「爽やかさ」です。

ナンやバターチキンといったお馴染みの北インド料理とは異なり、南インド料理らしいフレッシュなスパイスの香りを活かした華やかさが「ガネーシュ」の身上。さらに、ときに日本の旬食材を用い、インドでは決していただけないモダンな味わいに仕上げるセンスも見事。さらに食後感は重くなく、すっきり爽やか。お腹いっぱい食べても、もたれとは無縁です。


ランチでのオススメは、お店の魅力がワンプレートにぎゅっと詰まった「スペシャル・ミールス(2,000円)」

チキン、キーマ、ベジタブルという3種のカレーに、「日本の味噌汁のように、南インドでは一般的」と言われるスパイシーなトマトスープ「ラッサム」、そして副菜がズラリ。ライスは+200円でインドの高級米バスマティライスに変更も可能です。

カレーはそれぞれ、単品でも味がビシッと決まっているのですが、混ぜ合わせても決してケンカしない絶妙のバランス。特に注目したいのは副菜の煮玉子で、スパイスがきいたジュレのような煮こごりがあしらわれていて何個でも食べたくなる美味さなんです。

さらに+500円で追加できるマトンカリーも至極。マトンの柔らかさと旨み、クローブがバチッと決まったインパクトは羊好きなら、ぜひ試すべき味わいです。

そしてディナータイムには春夏秋冬、季節のディナーコースも用意されています。これがまた凄い。私が過去訪れた際は、秋ナスやサンマといった食材が使われており、日印の食文化が交差する、新たなスパイス料理の地平を見た思いがしたほど。

コースの内容は季節によって変わるのでお店に要確認ですが、カレーだけでない季節食材を活かしたスパイス料理が組み込まれており、『ガネーシュ』ならではのモダンなディナーがいただけること間違いなしです。

Map情報→Click!

インド料理と繊細な和の技法の融合!『toi印食店』(奈良県奈良市)

次にご紹介するのは大阪、難波駅からなら電車で40〜50分ほど。近鉄奈良駅すぐの場所にあるお店『toi印食店』です。

2021年2月にオープンするや、瞬く間に関西のカレー好きの間で話題になり「Japanese Curry Awards2021」で新人賞を受賞。まさに今、熱い注目を集めるお店です。

料理の提供はインドのターリー(ひとつのお皿にカレーやその他のおかず、ナンやライスが乗った定食形式。ミールスと呼ばれることも)スタイルが基本なのですが、同店ではこれを「インド式spice定食」と呼んでいます。この呼び名に『toi印食店』の魅力を解く鍵があります。

単に本場のインド料理を再現するだけでなく、日本の気候や食材に寄り添った自由で繊細なアレンジが施されているのです。お皿の上の一品一品すべてがハイレベルで、口にするごとに「こんな料理があったんだ!」と驚かされます。


こちらは、Curry2種+本日のおかず (1,800円)。ほうれん草とチキンのカリーと、毛蔓小豆と鮮魚のカリーです。これに金柑のチャトニ(+100円)と、きびなごのPickle(+300円)をプラス。

たとえば、この日私がいただいたブリを使った鮮魚のカリー。

インド料理のフィッシュカレーは魚がほろほろになるほど煮込まれるので、食べやすくはあるものの、反面、魚の種類が変わってもさほど味わいが変わらないことが多いです。しかし、『toi印食店』の場合、ブリの赤身、脂身それぞれの食感や旨みを残したギリギリの火の通し加減。「鮮魚のカリー」と銘打つだけあり、旬の魚の味わいが存分に楽しめます。

本格的なインド料理の技法と、食材を生かす日本料理技法のハイレベルな融合。“日本“インド料理のひとつの最適解ではないでしょうか。まさに、こちらでしか味わえない、「わざわざ食べに行きたい」カレーといえるでしょう。

Map情報→Click!

旅ならではの食の楽しみ「その土地の味」をカレーで楽しむ

お肉、野菜、はたまた魚介類など、旅に出たらその土地ならではの名物をいただきたくなるものです。すでにご説明したとおり、カレーの魅力のひとつは、さまざまな食材との抜群の相性。つまり、全国各地の名物と組み合わされば、「ご当地名物カレー」へと進化していくのです。ここでは、そんな「その土地の食材」を巧みに採り入れるカレー屋さんをご紹介しましょう。

お肉とカレーの共演に酔いしれる『ヴィラ・アフガン』(山梨県北杜市)

お次はカレー目当てのハイキング。八ヶ岳の麓、標高1300mの場所にある欧風カレーレストラン、『ヴィラ・アフガン』です。

木立の中に佇むミステリアスな洋館。けれどもここ、1977年創業の老舗で、休日には開店時間前から行列ができるほどの人気カレー店なのです。
館は二階建てで、1階が待合スペースとなっています。ここで番号札をとり、2階から声がかかるのを待ちます。ちなみに店内は料理以外撮影禁止。まるでグリム童話の世界のような独特な内装はしっかりと目に焼きつけておきましょう。こちらでぜひ注文していただきたいのが、下の「ベーコンエッグとローストポークカレー(1,600円)」。


ライスを覆い隠すベーコンとローストポークがインパクト大です。ルックスからしてもう美味しい。ジューシーなベーコンと、アッサリめのローストポークと組み合わせることで、お肉の脂が主張しすぎず、自慢のカレーにばっちりフィットしています。

別添えの壺(写真右上)で出てくるカレーの辛さはa、b、c、ウルトラcという4段階が選択できます。カレーには具材は入っておらず、サラサラでありながらビターな大人の味わいでベーコンとの組み合わせは最強です。お肉と卵で隠れて見えませんが、硬めに炊かれたライスの味わいも抜群。

同店ではベーコンとローストポークだけでなく、和牛を用いたビーフカレーや豚バラを煮込んだポークカレーなど、肉を巧みに使ったその他のカレーもオススメ。ウイスキーの蒸留所があるほど水が綺麗な土地ならではの絶旨欧風カレー店です。

Map情報→Click!

お米への愛とこだわりを楽しむ『3 FLAVOR CURRY』(宮城県仙台市)

続いては、東北の新しいカレー文化の発信地として注目されているのが仙台から、『3 FLAVOR CURRY』をご紹介。こちらは中心街から少し離れた場所にありますが、それでも多くのお客さんで賑わう人気カレー店です。

オーナーシェフの加藤さんは仙台市内のインド料理店で修行した後、このお店を立ち上げ、インドのスパイス技法に東北の食材や郷土料理、和風だしを取り入れたオリジナルなカレーを追求しています。そのコンセプトがはっきり伝わってくるのが「ご飯」。なんとカレー皿の真ん中に、おにぎりスタイルで盛り付けられているんです。こんなカレー見たことない!

カレー2種盛り 御飯&揚げナンセット (1,380円)

カレーは月替わりでチキン系、キーマ、クリーム系の3種類が用意されており、あいがけしたり、ご飯(おにぎり)と揚げナンを組み合わせたりと、さまざまなカスタマイズが可能。ご飯普通盛りはおにぎり2個。大盛り(+180円)にすると4個に増え、食べ応えばっちりです。

おにぎりに用いるお米は加藤シェフの地元である多賀城産のものをはじめ、近隣地域のものを厳選して使用しています。ときおりお米の銘柄を変えたり、炊き込みご飯や変わりご飯なども用意されるほどのチカラの入れよう。東京や大阪では、あいがけや副菜にこだわる、といったトレンドがある一方で、同店は「カレー+ライス」という原点に立ち返り、新たな可能性を追求しているところに、「米どころ、東北」ならではのオリジナリティを感じるのです。

Map情報→Click!

ちょっと遠いかも?それでも行く価値ありな個性派カレー

続いては、「電車で行くのはちょっときついかも」な、ドライブの目的地にもぴったりな名店をご紹介しましょう。どのお店も、わざわざクルマを出してでも楽しんでいただきたい、個性あふれるカレー屋さんです。

カレー、そしてラーメンで堪能する絶品スパイス『伊豆あまからや』(静岡県伊豆市)

ここでまずご紹介するのは、中伊豆の名店『伊豆あまからや』です。

こちらのお店、一番近い修善寺駅からでも9kmほど離れているので、電車オンリーでの訪問は難易度高めの立地です。しかし、風光明媚な中伊豆エリアなので、ドライブがてら訪問するのにぴったり。なお、注意していただきたいのは金土日のランチタイムのみ営業という点。訪問時には事前確認しておくことをオススメします。

さて、同店はもともと沼津で『あまからや』と屋号を掲げるカレー屋さんでしたが、2015年に現在の場所に移転したのです。平日は伊東市でわさび農園を営まれており、週末にこちらのお店をオープンするというユニークなスタイルです。

お店の中は広々とした古民家でゆったり気分。まずは足を伸ばして旅の疲れを癒しましょう。

こちらの名物はカレーとスパイスラーメン。地元の名水や伊豆の食材を用いたカレーの美味しさは言わずもがな。スパイスラーメンも1999年新横浜ラーメン博物館で開催された「ラーメン登竜門」で優勝したほどの実力派なのです。
「カレーもラーメンもおいしい……けれどいつでも来られる店じゃない」となったら、なにを頼むか迷ってしまうでしょう。そんなときは「スパイス醤油ラーメン+半カレー」の組み合わせがオススメです。

スパイス醤油ラーメン(860円)と半カレー【チキン】 (460円)

ラーメン登竜門優勝メニューの「スパイス醤油ラーメン」は、ほどよいスパイス使いでラーメンとしての完成度が非常に高い1杯。とにかくスープが抜群に美味い!抑制されたスパイス使いで、スッと受け入れられる醤油スープに仕上がっているんです。これはラーメン好きもカレー好きも絶対に食べるべし。

一方、お店の定番チキンカレーは10種のスパイスを用いサラッとした食感に仕上げた本格派。辛さよりもスパイスの香りがしっかり立っています。スパイスラーメンと交互にいただくのが楽しい一杯ですね。

それだけではありません。こちらでは伊豆のジビエも楽しめちゃうんです。

伊豆鹿キーマの半カレー(480円)

高タンパク、低カロリー、鉄分豊富な伊豆の鹿肉を使った、肉の味わいが超濃厚なキーマカレー。カルダモン、ホールのブラックペッパーたっぷりで目が醒めるほどのスパイシーさが魅力です。

このほか、天城シャモのカレーや季節の野菜カレー、わさび農家ならではの本わさびで食べる塩ラーメンなど、興味深いメニューがたくさん。物販コーナーもあり、自慢の新鮮なワサビも半場されているので、お土産も手に入ってしまいます。遠出してよかったと心から思えるお店。伊豆旅行の目的地のひとつとして、ぜひオススメしたいお店です。

Map情報→Click!

大分の地の恵みとスパイスの幸福な出会い。『チャイハナ海花』(大分県豊後高田市)

本稿を締めくくる『チャイハナ海花(かいか)』は、これまた電車でのアクセスはかなり難易度高め。大分県は国東半島の海辺にひっそり佇む同店は、最寄り(?)の日豊本線宇佐駅からの距離は15kmほど。「行くぞ」と気合いを入れて訪れたいお店ですが、その価値は十分です。


まるで沖縄の古民家のようなたたずまいのお店は、オーナーシェフの瀬口さんの生家。そしてこの瀬口さん、ただ者ではありません。東京の『アジャンタ』や『アショカ』といった名店でインド料理修行した後、大分市の中心街で『サルナート』というお店を出されていましたが、現在はシェフが生まれ育った街でゆったりと、土地に根ざしたインド料理を提供しています。

同店の評価は極めて高く、2018年には「ミシュランガイド大分」でビブグルマンに選出。同年のJapanese Curry Awardsでもメインアワードを受賞しています。

さて、こちらのお店、イートインは1日数組のみの完全予約制。そして、メニューは1,500円のおまかせコースのみ(要予約のテイクアウトカレーもあります)。訪問する際は、くれぐれも営業時間の確認と予約をお忘れなく。


大まかなコースの構成は

旬食材のおつまみ/スープ/カレー/ライス/サモサなど揚げ物数種/パパド/アチャール/チャパティ/ラッシー/チャイ/ミニデザート

といった品々。地元食材にこだわり、豊後高田産のお米を、玉ねぎやニンニク、生姜など野菜も大分県産を使用。ときには最寄りの海岸で自家採集したマテ貝なんかが提供されることも!

また、カレーやラッシーに用いるヨーグルトは、かつての修行先である『アジャンタ』から譲り受けたヨーグルト株を50年絶やすことなく使い続けているといいます。

由緒正しいインド料理を極めたシェフによる、心温まる「その土地の料理」。都市部ではまず出会えないであろう、豊かな食体験にココロ洗われること必至です。

Map情報→Click!

贅沢なカレー旅に出かけよう!

全国津々浦々、6軒のお店をご紹介しましたが、いずれも、「その土地ならではの、そこでしかいただけないカレー」が楽しめるお店ばかり。まさに、「僕らが旅に出る理由」にふさわしい、個性派揃いです。

普段住む場所では味わえない新鮮な空気に包まれ、個性的なシェフたちが腕によりをかけて披露する土地の恵みを活かしたスパイスマジックを堪能する。こんなに贅沢な旅行体験はそうそうありません。さああなたも、旅先でカレースプーンを握る習慣を身につけてみませんか?

そして旅先でとっておきのカレーを見つけたならば、ぜひ教えてくださいね。

Twitter:@hm_currycell
ブログ:カレー細胞 -The Curry Cell-


編集:はてな編集部

この記事をシェアする

  • X
  • line
  • はてなブックマーク
Membership

メンバーシップ

1分のメンバー登録で、
お得情報、見積もり保存、クルマ比較を
ご利用いただくことができます。

メンバーシップに登録する

SNSをフォローする

  • X
  • Instagram
  • Youtube