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運転が怖くなくなる!? ペーパードライバー講習を受けてみた

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免許を取ったものの、運転する機会があまりなかった人でも、通勤や送迎で突然運転せざるを得なくなったとき、助けになるのがペーパードライバー講習です。今すぐ必要に迫られなくても、クルマで行きたい場所があるけれど運転に自信がないという人が講習を受ければ、苦手意識から脱却させてくれます。

今回は、普段運転をしない筆者がペーパードライバー講習を体験。講習で得た気づきを紹介します。

ペーパードライバー専門のスクールだからさまざまな状況に対応してくれる

取材をお願いしたのは、ペーパードライバースクールを運営する株式会社ウインクリエート。希望の場所で講習が受けられる、出張型ペーパードライバースクールを行っています。講習時は、マスクと手袋着用、手の除菌、換気を実施するなどコロナ対策も徹底しています。

普段はどんな目的での講習依頼が多いのか聞いたところ、

・子どもの幼稚園の送迎がしたい
・コロナ禍なので、密を避けて買い物がしたい
・高齢のご両親を病院へ送迎することになった
・ご両親が免許を返納されたので、自分が代わりに運転しないといけなくなった
・就職で運転が必要になった
・職場が変わって運転が必要になった
・新入社員の運転研修
・企業の事故が多い社員に対して、事故を起こさない運転指導とチェック
・全社員に向けて運転状況テスト
・旅行先でレンタカーを運転したい
・自宅の車庫が狭いので練習したい
・高速道路を走れるように練習したい
・クルマを購入したけれど、ディーラーまで一緒に取りに行ってその後教習してほしい

目的もさまざま!希望に合わせて、講習ルートも組んでくれるので安心です。

利用者は8:2の割合で圧倒的に女性が多いそう。年齢層を見てみると、「お子さんの送迎」「ご両親の介護」「通院」といった需要から、女性では30~40代が多く、男性の場合は「お仕事で必要」「お子さんが生まれた」などの理由で、20~30代の方の利用が最も多いといいます。

実際に講習を体験!

今回は2時間の「1日お試しコース」を体験しました。右ハンドルだけでなく、左ハンドルや特殊車両などの教習も行うというベテランの高橋先生が担当です。よろしくお願いします!

今回ご指導いただいた高橋先生

教習に使ったクルマは、トヨタの「ヤリス」。スクールにお願いして、レンタカーの手配もしてもらいました。自動車教習所のクルマでは、助手席の足下に補助ブレーキがありますが、こちらの講習では、杖のような棒で簡易補助ブレーキを装着して補助してくれます。誰かに止めてもらえると思うと、安心度が高いですね。

杖のような簡易補助ブレーキ

最初は先生の案内に従って、ぐるぐると周辺を運転。久しぶり&人が同乗している状態での運転にドキドキです。しかも走っている道路には、路駐している車両がいっぱい……。

「サイドミラーを見てください。路駐しているクルマを追い越すときも、結構スキマがあるのが分かりますか? サイドは余裕があるので安心してください」(高橋先生、以下同)

そう言われると安心感が増します。怖いと感じるのは、サイドミラーを見ていないのが原因なのだとか。

「人は見ている方向に進む習性があります。横のクルマが気になると、つい見てしまうので、クルマがそちらに寄りすぎてしまうのです」

なるほど。さらに「道路に描かれた40という数字の0に自分が乗る感覚で」というアドバイスどおりにすると……。

「そうです、上手です。まっすぐ走れています」

褒められた!! 曲がるときも「スムーズです」「いいですね」とたくさん褒めてくれます。褒められ慣れていない筆者は、びっくり! 教習所は注意されたり怒られたりするイメージが強いですが、こちらではいいところをたくさん褒めてくれるので、終始、気分よく運転できました。これは、運転好きになるきっかけへつながりそうです。

さらに、教習中はさまざまな想定外のハプニングも。突然の雨で、ワイパーの出し方にあたふたしても、先生がサッと教えてくれます。救急車が通ったときも、「まずハザードを点灯してから、止まりましょう」と対処方法を教えてもらえたので、事なきを得ました。

「こういう出来事が教習中に起きるのはラッキーなこと」と高橋先生。前向きです。想定外の「?」も、その場で教えてもらえるので、教習の中で経験値が増えると感じました。

バックからの駐車も練習

バックで駐車チャレンジ!

運転をする上で、難題の一つが駐車でしょう。今回は広い駐車場に入って、駐車のコツについても教えてもらいました。

「まずはどのように駐車されるか見せてください」と、端っこの駐車スペースへ止めるように指示が出されます。なんとか止めようとしたのですが……。

結果、指定されたスペースの隣に駐車してしまいました。駐車運転中に見ていたのはバックモニターの画面だけです。思いのほかまっすぐ止められたので満足していたのですが「他のクルマがいたらアウトですよね……」と言われてしまいました。はい、その通りです。

上手に駐車するコツとしては、「バックモニターの前に、サイドミラーを見ること」だそうです。サイドミラーを見ると、後ろのタイヤを確認できました。

「このタイヤが駐車スペースに収まるように進めていけばいいのです。やってみましょう」

バックモニターを見ず、サイドミラーだけで駐車を試します。とても丁寧にわかりやすく教えてくれるので苦手意識の強かった駐車もスムーズにできました!しかも、きれいに収まっています。

バックモニターではなく、サイドミラーを見ながら駐車

運転も駐車も、サイドミラーの活用が大事なのですね。

ブレーキの踏みすぎは危険?

そして、再び車道で運転。信号に合わせてブレーキを踏もうとしますが「アクセル離して、ブレーキはもうちょっと待って」と言われます。早めにアクセルを離すと自動でスピードがダウン。そのままゆっくり前のクルマに近づいていき、近くなってからブレーキを踏むことで優しいブレーキングになるそうです。いつもガコンガコンといわせていた筆者にとって大きな発見でした。

たくさんブレーキを踏めばいい、というものではないとのこと

「慌ててブレーキを踏むと、次に勢いでアクセルも踏み込んでしまって、事故につながることも多いのです」

教習中に交差点で衝突しそうになるときは、たしかにいつもブレーキを慌てて踏んでから、その勢いでアクセルを踏んでしまっていた気がします。

ブレーキを強く踏むことばかり意識していたけれど、逆に危険なこともあるのですね。大きな学びになりました。

2時間の講習の成果は?

先生も筆者も2時間がんばりました!

あっという間に2時間のドライブも終了。先生に変化を聞いてみました。

「最初に比べて、遠くを見られるようになっていたので良くなったと思います」

お褒めの言葉をいただきました!今の感覚を忘れなければ、趣味の神社巡りや旅行でドライブにチャレンジできるような気がしてきました。

ちなみに、先生が教えた生徒さんには「教習ついでにあちこちのおいしいパン屋さんへ買い出しに行きたい」といった変わった依頼もあったのだとか。お出かけや買い出しと一緒に教習をお願いすると、運転もうまくなって一石二鳥(しかも先生の補助ブレーキで安心)かもしれません。

今回は体験の2時間コースでしたが、もっと長い時間の1日コースや複数日練習できるコースも。なにより、たくさん褒めてもらえるので自信がつきます。大人になると、なかなか褒められる機会もないので、とてもいい気分になれました。

運転への苦手意識やブランクによってクルマから遠ざかっている人は、ぜひこのようなサービスを利用して、カーライフへの第一歩を踏み出してみてください。

取材協力
ペーパードライバースクール 株式会社ウインクリエート
https://www.winwintool.com/paperdriver/

講師:高橋 亮 
ペーパードライバー指導歴11年。
コンサルティングや講師の経験もありとても柔らかく優しい言い回し。 チャイルドシート指導員資格有り。

取材・文:ミノシマタカコ/写真:木谷宗義(type-e)/編集:奥村みよ(PASSERBY GRAFFICS)+ノオト

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