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「ベスト of ヤリス」自動車研究家 山本シンヤ:KINTO専用ヤリス

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クルマをスマホと同じように月々コミコミ定額で利用できるサブスクリプションサービス「KINTO」。ユーザーの用途や好みに合わせて様々なモデルの中から選択が可能だが、中には「人と同じのはイヤ」、「更に個性をプラスしたい」と言う想いがあると思う。

KINTOはそんな要望に合わせてトヨタ直系のカスタマイズブランド「MODELLISTA(モデリスタ)」、「GR PARTS」のパーツをプラスしたモデルも用意するが、何とKINTOでしか手に入れることができないスペシャルモデルも存在する。

それがヤリス/アクアに設定された「KINTOツーリングセレクション」だ。ここではヤリス G“KINTOツーリングセレクション”についてベースとなるGグレードと比較して紹介していきたいと思う。

<この記事の目次>

  1. ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の内外装
  2. ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の走り

ヤリスは2019年に登場した最新のコンパクトハッチバックで、従来モデルとなるヴィッツに対してデザイン/パッケージングはもちろん、クルマのキモとなるパワートレイン/プラットフォームなどのメカニズムを一新。

次世代コンパクトカーの名に恥じない一台に仕上がっているが、KINTOツーリングセレクションは何が特別なのか?

内外装

一つ目の特徴は専用の「内外装」である。

エクステリアはアクア S“KINTOツーリングセレクション”と同じくルーフ、ドアミラー、シャークフィンアンテナ/アルミホイール(16インチ)をブラック化。ボディカラーは4色用意されるが、おススメはメインカラーのホワイトパールクリスタルシャインで、キュートなヤリスにクールで嫌味のないスポーティさがプラス。

加えて、LEDヘッドランプ、フルLEDリアコンビネーションランプ、大型リアスポイラーの採用と充実装備もポイントだろう。インテリアはシートや加飾、更にドアインナーガーニッシュと細部までこだわったブラックのモノトーンコーディネイトを採用。

加えてステアリングやシフトノブに触感に優れた本革製が採用される。

また装備面ではベース車ではオプション設定の「コンフォートシートセット(ヘッドレストセパレート型フロントシートやシートヒーター、LEDアンビエント照明などを装備)」が標準装備となる。

走り

二つ目の特徴はスポーティな内外装に合わせた専用の「走り」だ。

具体的には車体に補剛のためのブレース(フロント:サスペンションメンバー、リヤ:バンパーリーンフォース)の追加と専用のサスペンションチューニング(コイルスプリング/ショックアブソーバー/EPS制御の変更)を実施。特にEPSは、専用のロジックを追加して最適なチューニングをするなど、自動車メーカーならではの変更が行われている。

タイヤは185/55R16の組み合わせとなる。パワートレインはノーマルに準じており、ガソリン(1.5L+ダイレクトCVT)、ハイブリッド(1.5L+モーター)が選択可能だ。(ハイブリッドのKINTO取扱いは2021/1/21予定)

筆者はこれまでベースのヤリスに何度も試乗しているが、滑らかで自然なステアリング、ドライバーの意志や操作に忠実に反応するハンドリング、コンパクトカーとは思えない直進安定性の高さに加えて、軽量ボディを活かしたスッキリ&キビキビとした動きなど、基本素性の良さを活かした直球勝負の走りを高く評価している。

実は試乗前は「ノーマルよりも硬めでスポーティな走りに変わっているんだろうな?」と想像していたが、実際に走ってみてビックリした。

いきなり結論で恐縮だが、KINTOツーリングセレクションは「ノーマルを超えた理想のノーマル」な一台である。

具体的に言うと、ステアリングは精度が高められたかのような更なる滑らかさとタイヤと路面の接地が解りやすくなっており、クルマから伝わってくる安心感や対話性が増している。

フットワークはノーマルよりも4つのタイヤをより効果的に使っている印象で、無駄な動きは抑えながらもしなやかさを損なわない足の動きとの相乗効果で、操作に対するクルマの動きの精度が高められたハンドリングとよりスッキリと優しくなった乗り心地を実現している。

ノーマルのバランスを損なわずにノーマルより1ランク上の走りを実現しているのである。その結果、ノーマルよりもスポーティにもプレミアムにも感じると思う。

開発陣に話を聞くと、「ノーマルもいい走りが実現できたと思っていますが、『まだ伸び代がある』とトライを重ねていった結果になります。通常ならば何年か先に行われるマイナーチェンジで投入されますが、今回は『いい物ができたので早く体感してほしい』と言うことで、ツーリングセレクション採用しました」と語っている。

つまり、ツーリングセレクションは開発陣にとっては新たな「挑戦」であると同時に、豊田章男社長が常日頃語っている「もっといいクルマづくり」が活きたモデルと言ってもいいのかもしれない。

そんな特別な「内外装」とより高みを目指した「走り」がプラスされたツーリングセレクション、個人的には「ベスト of ヤリス」と言ってもいい。

「でも、かなりお高いんでしょ?」と思う人もいると思うが、その心配は不要だ。

ノーマルモデルとの月々の支払額を計算(ナビ+バックカメラパッケージ選択で7年契約、有料カラー選択なし・追加オプションなし、ボーナス月11万円×14回を加算した場合)してみると、ノーマル21,010円に対してツーリングセレクションは23,870円とその差は約2000円。

変更内容を考えると正直バーゲンプライスである。KINTOでしか手に入れることができない“特別”なヤリス、是非ともセレクトしてほしい!!

ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”

取材・文/山本シンヤ(自動車研究家)

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