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トヨタ新型EV/BEV(電気自動車)の「bZ4X」や電動車を解説!

トヨタ新型EV/BEV(電気自動車)の「bZ4X」や電動車を解説!
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<この記事は10分で読めます。>

モノづくりを通じて2050年のカーボンニュートラル(CN)実現に向けた取り組みを行うトヨタ。

現在、EV/BEV(Battery Electric Vehicle:電気自動車)、HV/HEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド車)、PHV/PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド車)、FCV/FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle:燃料電池車)を含む「EV(Electrified Vehicle:電動車)」のフルラインアップ化を進めており、2025年までに70車種程度にラインアップを拡充するとされています。

その一環として2030年までに30車種が導入される予定の、新BEVシリーズ「TOYOTA bZ」。第1弾として、SUVタイプの「bZ4X」が2022年年央より世界各地で発売されることが公表されました。

本記事では、電動車とは?といった基本的な部分をおさらいしつつ、「bZ4X」について公開された情報をもとに紹介します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新の新車販売グレードにはない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトでご確認ください。

<この記事の目次>

  1. 電動車(Electrified Vehicle)とは?
  2. 新型BEV「bZ4X」について
  3. トヨタの新型BEV(電気自動車)「bZ4X」まとめ

電動車(Electrified Vehicle)とは?

電動車とは、EV/BEV(電気自動車)、HV/HEV(ハイブリッド車)、PHV/PHEV(プラグインハイブリッド車)、FCV/FCEV(燃料電池車)などの、電気を動力に変換して動く車の総称です。「電動車」を英語にすると「Electrified Vehicle」で、EVと略されることもあります。

電気自動車(Electric Vehicle)は電動車の中のひとつ

一般的に、EVというと「電気自動車」を連想する人が多いかと思います。電気自動車とは、充電された電気で走る車のことをいいます。「電気自動車」を英語にすると「Electric Vehicle」、頭文字をとって「EV」と略されます。「電気自動車(Electric Vehicle)」は「電動車(Electrified Vehicle)」の中のひとつで、次世代自動車としてもっとも有望な電動車といわれています。

電動車と電気自動車は同じ「EV」でも意味が異なる

ややこしいですが、「電動車(Electrified Vehicle)」と「電気自動車(Electric Vehicle)」とでは、同じ「EV」の略称でも、意味が異なるということです。ちなみに海外では電動車のことを「xEV」と総称されるようになってきています。

そして、トヨタは2021年3月期の決算説明資料より「電動車」それぞれの表記を変更。「EV」→「BEV(Battery Electric Vehicle)」、「HV」→「HEV(Hybrid Electric Vehicle)」、「PHV」→「PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)」、「FCV」→「FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)」と表記変更しています。

では、「電動車」にカテゴライズされる車の特徴をみていきましょう。

EV/BEV(Battery Electric Vehicle:電気自動車)

まずは「EV/BEV(電気自動車)」です。BEVは「Battery Electric Vehicle」の略で、バッテリーの電気のみを使って走行する車のことを指し、「バッテリーEV」と呼ばれることもあります。

トヨタ C+pod G(スーパーホワイトⅡ×無塗装[黒色樹脂])<オプション装着車>

※トヨタ C+pod G(スーパーホワイトⅡ×無塗装[黒色樹脂])<オプション装着車>

電気自動車の車種としては、日産「リーフ」やホンダ「Honda e」、法人ユーザーや自治体などを対象に限定販売中のトヨタ「C+pod(シーポッド)」などが挙げられます。本記事で紹介するトヨタ「bZ4X」も電気自動車に該当します。また海外に目を向けると、世界的な電気自動車メーカーとして知られる「Tesla(テスラ)」の車が有名です。

HV/HEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド車)

「HV/HEV(ハイブリッド車)」は、2つ以上の動力源を合わせ持つ車のこと。一般的に、エンジンとモーターを動力源とするものが多く、走行状況に応じて同時または個々に作動させ走行します。

トヨタ プリウス A ツーリングセレクション(ブルーメタリック)

※トヨタ プリウス A ツーリングセレクション(ブルーメタリック)

ハイブリッド車は今では多くの自動車メーカー、車種に採用されていますが、世界に先駆けて開発されたハイブリッド車はトヨタ「プリウス」。1997年に世界初の量産型ハイブリッド専用車として誕生し、現在では世界中の人々から愛されるハイブリッド車となりました。

PHV/PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド車)

「PHV/PHEV(プラグインハイブリッド車)」は、コンセントから直接充電できる機能を備えたハイブリッド車のこと。

トヨタ RAV4 PHV G“Zパッケージ”(エモーショナルレッド)<オプション装着車>

※トヨタ RAV4 PHV G“Zパッケージ”(エモーショナルレッド)<オプション装着車>

トヨタのプラグインハイブリッド車としては「プリウス PHV」「RAV4 PHV」が挙げられます。その他の国産車では、三菱「アウトランダーPHEV」、ホンダ「クラリティPHEV(2021年9月終了)」などもあります。

FCV/FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle:燃料電池車)

「FCV/FCEV(燃料電池車)」は、燃料電池を搭載した電気自動車を指します。燃料電池は水素と酸素の化学反応によって発電するので、排出されるのは水だけ。二酸化炭素などの温室効果ガスや大気汚染物質の排出もなく、「究極のエコカー」ともいわれています。

トヨタ MIRAI Z(フォースブルーマルティプルレイヤーズ)<オプション装着車>

※トヨタ MIRAI Z(フォースブルーマルティプルレイヤーズ)<オプション装着車>

2014年に登場したトヨタ「MIRAI」は、世界に先駆け量産を開始した革新的な燃料電池車。ホンダも以前より燃料電池車の開発に力を入れており「クラリティ FUEL CELL」という車種を2016年より販売していました(2021年9月終了)。

新型BEV「bZ4X」について

bZ4X 車両(プロトタイプ車両)

※bZ4X 車両(プロトタイプ車両)

ここからは本題であるトヨタの新型BEV「bZ4X」についてみていきましょう。

TOYOTA bZシリーズは、「単なるゼロエミッション(※)を超えた価値をお客様にお届けしたい」という想いから「beyond Zero(ゼロを超えた価値)」をテーマに掲げ、開発推進されている専用プラットフォームのBEV。

その第1弾として、2022年年央より世界各地での発売が公表された「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」は、SUVタイプのBEVです。

※ゼロエミッション=国連大学が提唱する、リサイクルを徹底することにより廃棄物をゼロにしようとする考え方。

bZ4Xのコンセプトは「Activity Hub」。乗員全員が楽しい時間や空間を共有するために「絆」のような役割を担いたいという意思が込められています。インテリア、スタイリング、運転感覚、走行性能などの分野で革新にチャレンジし、ワクワク感、走りの魅力、安心・安全性能にこだわったBEVとなっています。

bZ4Xの外観

bZ4X フロント(プロトタイプ車両)

※bZ4X フロント(プロトタイプ車両)

bZ4Xの外観を見てみましょう。

bZ4Xの外観は「Hi-Tech and Emotion」というテーマのもと、BEVの先進感とSUVらしい力強さを融合したデザインとなっています。

SUVらしくリフトアップしたシルエットと、長いホイールベースによってよりなめらかなプロポーションが融合。艶やかでスマートに仕上がっています。

ハンマーヘッド形状のデザイン、上下に薄いバンパーが独創的なフロントビュー。コーナー部には空力アイテムが織り込まれ、従来のセンターのラジエータを中心としたデザインとは一線を画しています。

bZ4X リヤ(プロトタイプ車両)

※bZ4X リヤ(プロトタイプ車両)

低重心で力強いスタンスを表現したリヤビュー。リヤコンビネーションランプ、バックドア、バンパーは、タイヤへ向かって台形をかたどっています。

bZ4Xの内装

bZ4X 前席 標準ステアリング(プロトタイプ車両)

※bZ4X 前席 標準ステアリング(プロトタイプ車両)

室内は、BEV専用プラットフォームにより、ひとクラス上の広い空間設計を実現。足元の広さは前後部座席ともミドルSUVクラスでトップレベル。前後シート間距離はDセグメントセダン並みの1,000mmを確保しています。

bZ4X 後席(プロトタイプ車両)

※bZ4X 後席(プロトタイプ車両)

低く配置されたインストルメントパネル、大開口パノラマルーフなどによって解放感を創出。遮音性の高いガラス、風切り音の減少などの工夫も取り入れ、どの座席に座っても静かで、心和らぐ居心地のいい空間となっています。

bZ4Xのコックピット

bZ4Xのコックピット

※bZ4X 内装(プロトタイプ車両)

メーターの見やすさを重視し、ステアリングホイールの上側を通して見えるように配置したトヨタ初のトップマウントメーターを導入。視線移動を少なく遠視点化できます。

bZ4Xの異形ステアリングホイール

※bZ4X 内装(プロトタイプ車両)

一部車種には、ステアリングホイールとタイヤの間にメカニカルな結合のない、ステアバイワイヤシステムと異形ステアリングホイールを組み合わせたワンモーショングリップをトヨタ初採用。ステアリングの回転角度が約±150°に設定されているので、Uターンや車庫入れ、ワインディングロード走行時などでも持ち替え不要で、ドライバーの負荷を大きく低減します。

また、操舵トルクとタイヤの転舵角度を個別に制御することにより操舵感を向上。さらに、タイヤからの不要な振動は遮断しながらも、路面からの必要な振動は伝達します。

トヨタ初のe-TNGAの考え方に基づくBEV専用プラットフォーム

トヨタ初のe-TNGAの考え方に基づくBEV専用プラットフォーム

※bZ4X(プロトタイプ車両)

bZ4Xの骨格 には、株式会社SUBARU と共同開発したBEV専用のプラットフォームを採用。薄型大容量電池パックを床下・平置きで配置することなどにより、低重心化を実現しました。

軽量で剛性のあるボディ構造を採用したbZ4X(プロトタイプ車両)

※bZ4X(プロトタイプ車両)

さらに、主要骨格部位に軽量で剛性のあるボディ構造を採用することにより高剛性化に成功。これによってなめらかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を実現しました。「電動車は退屈」という常識を覆す、運転の楽しさやワクワク感をもたらすドライビングフィールとなっています。

最新のインフォテインメントシステムが導入されたbZ4X

最新のインフォテインメントシステムが導入されたbZ4X

※bZ4X(プロトタイプ車両)

bZ4Xには最新のインフォテインメントシステムが導入されています。

マルチメディアシステムには、クラウドの地図情報により交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得できるコネクティッドナビを採用。通常のナビゲーション機能に加え、BEV専用の機能として、移動支援、充電施設表示、航続可能エリア表示等にも対応しています。

また、ワイパーやエアコンを音声で作動できる音声認識機能や、販売店へ入庫することなく予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」とマルチメディアシステムのソフトウェアアップデートが可能なOTA(Over the Air、無線通信)、スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、システムスタートができるデジタルキー(装着車を設定)が導入されるなど、最新の装備が搭載されています。

ソーラーパネルや外部給電機能

bZ4X ソーラールーフ(プロトタイプ車両)

※bZ4X ソーラールーフ(プロトタイプ車両)

一部モデルには、ルーフソーラーパネルを装備。1年間で走行距離1,800km(社内試算値)に相当するエネルギーを生成できます。充電スタンドがない駐車場等でも充電できるほか、災害時などにおいても太陽光による充電が可能。優れた航続可能距離に貢献します。

さらに、給電器を接続することで大出力の電力を住宅や家電に供給可能なDC外部給電機能(V2H、V2L)を装備。アウトドアや災害時などの緊急時に活躍するほか、日中は太陽光発電で家に電気を供給、余剰電力は給電器を通じて車両を充電するといった使い方も可能です。

安心安全の性能

冬場の航続距離の確保、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標に、安心して長く使えるBEVを目指して開発されたbZ4X。安全面でも、電池自体の高度な安全性が追求されています。

最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の採用、全方位衝突に対応するボディ構造、衝突時の保護性能確保に寄与する電池パックの採用など、bZ4Xは安心安全に乗れる性能にこだわり抜かれています。

トヨタの新型BEV(電気自動車)「bZ4X」まとめ

トヨタの新型BEV(電気自動車)「bZ4X」まとめ

bZシリーズの第1弾として、2022年年央より世界各地での発売が公表されたbZ4Xは、インテリア、スタイリング、運転感覚、走行性能など、それぞれの分野での革新的なチャレンジがつまった最新のBEV(電気自動車)です。環境性能はもちろんのこと、SUVとしてのワクワク感、走りの魅力、さらに安心・安全性も充実しています。

※記事公開時の情報をベースに掲載しています

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