トヨタのクロカンのなかでも、ランドクルーザーよりライトに4WDを楽しめるモデルとして幅広い層から支持を得ている「ランドクルーザー プラド」。2021年6月には、19インチアルミホイールのデザインを変更するなど一部改良とともに、ランドクルーザー生誕70周年を記念した特別仕様車がラインアップに加わりました。トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」での取り扱いもスタートし、初期費用を抑えて乗れる機会が増えています!

※特別仕様車 TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”<オプション装着車>
ランドクルーザー プラドといえば、大きくてパワフルな印象の一方で「燃費はどうなの?」と、気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ランドクルーザー プラドの燃費性能を解説。走行性能やエンジンの特徴もご紹介します。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新の新車販売グレードにはない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトでご確認ください。
ランドクルーザー プラドとは?

1951年に誕生し、70周年を迎えるランドクルーザー。日本でもっとも長い歴史を持つ車で、世界170の国と地域で累計約1,040万台、年間30万台以上※を売り上げるなど、驚異的な販売記録を持つ4WDでもあります。
※2020年末時点、累計販売台数、年間販売台数ともLEXUS LX、GXを含む数値
そんな“キングオブ4WD”ランドクルーザーから派生したランドクルーザー プラドは、本格4WDとしての骨子は保ちつつ、居住性や取り回しのしやすさ、デザイン性といった実用的なニーズに対応したモデル。よりライトな感覚で4WDを楽しめるライトデューティー系として幅広い層の人々から支持され、ランドクルーザー同様、世界で確固たる地位を築いてきました。
ランドクルーザー プラドの乗り心地や走行性能
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※TX”Lパッケージ” 2.8Lディーゼル車(7人乗り)
ランドクルーザー プラドの優れた特長の一つが、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」と評価されるランドクルーザーから受け継いだ、本格4WDとしての圧倒的な走行性能です。
日本で販売されている4WDのSUVのほとんどは、ボディとフレームが一体構造になっているモノコック構造ですが、ランドクルーザー プラドの車体は、はしご状のラダーフレームの上にボディを載せるフレーム構造を採用し、高い堅牢性とパワフルな走りを実現しています。

※対地障害角
対地障害角は最大安定傾斜角42°、登坂能力42°と、険しいオフロードでも力強く突き進める走破性能を持ち合わせています。

※アクティブトラクションコントロール
さらに、パワフルな走りを支える様々な機能を搭載しています。2.8Lディーゼル車に標準装備の「アクティブトラクションコントロール」は、雪道やオフロードなどでスリップを検知すると、空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分する機能。悪路でも安定した走行を可能にします。
シーンに合わせて最大5つの走行モードが選択可能な「ドライブモードセレクト」は、TZ-Gに標準装備。ダイナミックな加速を味わいたい時、ゆったりと穏やかに走りたい時など5つのモードから状況や気分にあった走りのテイストを選べます。
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※KDSS(キネティック ダイナミック サスペンション システム)
TZ-Gにはトヨタ独自の「KDSS(キネティック ダイナミック サスペンション システム)」を採用。オンロード/オフロードでスタビライザーの効力を調整することで、コーナリング時などで車両の傾きを防ぎ、快適な乗り心地と優れた操縦安定性を両立します。

※マルチテレインセレクト
オフロード走行時には、タイヤの空転によるスタックや駆動力不足による失速が起きがちです。TZ-Gにメーカーオプションの「マルチテレインセレクト」機能では、路面状況に応じた最適な制御を行い、走破性を確保します。

※クロールコントロール
「クロールコントロール」は、状況に応じて5段階の速度設定が行える機能。悪路を走行する際、アクセルやブレーキ操作をすることなく、ステアリング操作のみで極低速走行できます。
ランドクルーザー プラドの燃費性能と動力性能
さて、今回のテーマである燃費性能と、動力性能を見ていきましょう。ランドクルーザー プラドのグレード別カタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。
グレード | ガソリン車 | ディーゼル車 |
TX | 8.3km/L | 11.2km/L |
TX”Lパッケージ” | 8.3km/L | 11.2km/L |
TZ-G | – | 11.2km/L |
ランドクルーザー プラドのエンジンは、直4 2.7L 2TR-FEガソリンエンジンと、直4 2.8L 1GD-FTVディーゼルエンジンの2種類。ガソリン車とディーゼル車で燃費性能も動力性能も異なります。
トルクフルな動力性能と燃費性能のディーゼルエンジン
水冷式インタークーラーおよびターボチャージャーのサイズアップなど各部の形状・構造が見直された直4 2.8L 1GD-FTVディーゼルエンジンは、最高出力204ps、最大トルク500Nmものパワフルな動力性能を発揮。
クリーンディーゼルエンジンを搭載し、高い環境性能を実現。DPR(排出ガス浄化装置)や尿素SCRシステムなどを取り入れ、排出ガスをクリーン化しています。WLTCモードで11.2km/Lの優れた燃費も環境性能の一助になっています。
パワーと燃費性能をバランスよく両立したガソリンエンジン
最高出力163ps、最大トルク246Nmの2.7L ガソリンエンジンは、パワー・操作性・静粛性・環境性能など、あらゆる機能に優れたバランスの良さが魅力。悪路でも市街地でも、スムーズかつ快適に走行します。さらに、Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用や高い圧縮比により、WLTCモードで8.3km/Lの低燃費を実現しています。
なお、兄貴分であるランドクルーザーはガソリン車のみですが、燃費性能はWLTCモードで6.7~6.9km/L。ガソリン車ではプラドの方がWLTCモードで1.4~1.6km/L、ディーゼル車では4.3~4.5km/Lもの差がつきます。ランドクルーザーよりひと回り小さく、市街地での走りやすさを重視したランドクルーザー プラドですが、燃費の面でも日常使いの実用性が高いと言っていいでしょう。
ランドクルーザー プラドの燃費性能まとめ

ガソリン車とディーゼル車を選べるランドクルーザー プラド。それぞれエンジンの特性が異なり、燃費性能にも差があるので、使用目的や生活環境に応じてセレクトすることをおすすめします。
さて、ここからはランドクルーザー プラドの購入を検討している方向けに、購入以外にもランドクルーザー プラドに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ(レクサス)の新車に乗れるサブスクリプションサービスです。車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額。さらに、クレジットカード払いも可能です。
2021年12月より、初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」と、いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことがでるようになりました。
※トヨタ車が対象(GRヤリス“モリゾウセレクション”除く)
※bZ4X専用プランでは5年目以降は解約金0円
トヨタ車(※)は3/5/7年、レクサス車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「のりかえGO」(法人契約・レクサス車は対象外)もあります。申し込みは全てインターネットで完結するので、販売店に何度も足を運ぶ必要もありません。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”は3年契約のみ
※bZ4X専用プランでは最長10年
KINTOを利用してランドクルーザー プラドに乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
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