トヨタの「KINTO」は、頭金なしの月々定額でトヨタやレクサスの新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。車両代金だけでなく、自動車税や自賠責保険、点検費用、さらにKINTO専用の任意保険料まで毎月の支払い額にすべて含まれており、さらに申込みもネット上ですべて完結するという手軽さもあり、申込み件数も2020年12月までの累計で1万2,300件を突破しています。
このKINTOの人気をさらに加速させるような、専用の装備を追加したKINTOだけの特別仕様車が登場しました。
今回はヤリスをKINTO専用にカスタムした特別仕様車、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”について、ベースモデルのヤリスGとの違いも含めて解説していきます。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新の新車販売グレードにはない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトでご確認ください。
<この記事の目次>
ベースモデルとの比較表
ハイブリッド車
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション” | ヤリス | |
グレード | G HV 1.5L 2WD(5人) | G HV 1.5L 2WD(5人) |
エクステリアカラー | センシュアルレッドマイカ | センシュアルレッドマイカ |
外装 | 185/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール | 14インチスチールホイール(樹脂フルキャップ) |
安全装備(視界) | 3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ フルLEDリヤコンビネーションランプ(LEDライン発光テールランプ&ストップランプ+LEDターンランプ) | プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ LEDテール&ストップランプ |
パッケージオプション | ナビ+バックカメラパッケージ | ナビ+バックカメラパッケージ |
ガソリン車
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション” | ヤリス | |
グレード | G GAS 1.5L 2WD(5人) | G GAS 1.5L 2WD(5人) |
エクステリアカラー | ホワイトパールクリスタルシャイン | ホワイトパールクリスタルシャイン |
外装 | 185/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール | 14インチスチールホイール(樹脂フルキャップ) |
安全装備(視界) | 3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ フルLEDリヤコンビネーションランプ(LEDライン発光テールランプ&ストップランプ+LEDターンランプ) | プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ LEDテール&ストップランプ |
パッケージオプション | ナビ+バックカメラパッケージ | ナビ+バックカメラパッケージ |
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の走り

ヤリスはトヨタの新世代プラットフォーム「TNGA」をコンパクトカーとして初めて採用し、低重心&高剛性ボディを実現しました。そんなヤリスからさらにバージョンアップしたヤリス G“KINTOツーリングセレクション”は走りのどんな点が違っているのでしょうか。
まず車体関係では、剛性を高めるためにフロントとリヤにブレース(補強パーツ)が追加されています。さらに、専用チューニングを施したサスペンションとショックアブソーバーを採用することで、しなやかな動きと「接地感」のあるフラットな走りを実現しています。
ヤリスには、すでにモータースポーツ用の車両を市販化した「GRヤリス」も用意されていますが、GRヤリスはWRC(世界ラリー選手権)で勝つという目標のもとに開発された経緯があります。265万円からという価格は内容を考えれば十分魅力的ですが、手を出すのをためらっている方もいるのではないでしょうか。
「GRヤリスほどではないが、スポーティなヤリスが欲しい」という方に、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”はおすすめといえます。
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の外装を比較
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”は一見しただけでも、ヤリスGよりもスポーティな雰囲気が漂っています。外装のどこが変更されているのかを詳細にチェックしていきましょう。

ヤリス G“KINTOツーリングセレクション” G HV 1.5L 2WD(5人)

ヤリス HYBRID G
ルーフはカーボンファイバー調のブラックフィルムでコーティングされ、ドアミラーもブラック塗装に変更したことで、全体的にブラックの部分の面積が増えて引き締まった印象になっています。

走りの要となるタイヤとホイールはヤリスGの175/70R14の14インチスチールホイール(樹脂フルキャップ)から、185/55R16の16インチアルミホイールに変更されています。アルミホイールは切削+ブラック塗装でシャープな仕上がりです。

また、ランプ類もヤリスでは最上級グレードである「Z」に標準装備されている3灯式フルLEDヘッドランプ+フルLEDリヤコンビネーションランプを採用しています。明るく省電力なLEDヘッドランプは見た目もシャープで、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の質感を高めています。
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の内装
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”は内装も特別仕様となっています。どんな点が変わっているのかを見ていきましょう。
シート

ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”

ヤリス G(1.5L・4WD・CVT)
ヤリスG はヘッドレスト一体型のベーシックなシートでしたが、ヤリスG“KINTOツーリングセレクション”では、Zグレードで使用されているヘッドレストセパレート型を採用。シート表皮は上級ファブリックを使用し、カラーはシックな印象のブラックです。
操作系(シフトノブ・ステアリング)

ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”

ヤリス G(1.5L・4WD・CVT)
ヤリスGではウレタン製だったステアリングは、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”ではZグレードと同じ本革巻きになっています。シフトノブもステアリングに合わせた本革仕様で、内装のグレード感が向上しました。
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の安全装備
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”の安全装備は、基本的にはヤリスGと同様です。プリクラッシュセーフティ、オートマチックハイビームなどをパッケージにしたトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は標準装備です。
アクセルの踏み間違いなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー(踏み間違い時サポートブレーキ)は、ヤリスGではメーカーオプションとなっていましたが、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”では「KINTOセーフティパッケージ」に含まれます。
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”はお得?
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”はトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」だけの特別仕様車です。ベースモデルのヤリスGに対して、ガソリン車で月々3,000円弱、ハイブリッド車で月々2,000円弱の追加費用で乗ることができます。特別仕様車に装備された内容を見ていくと、魅力的に思える方も多いのではないでしょうか。
ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”のまとめ

「コンパクトカーで特にヤリスの購入を考えていたけど、頭金が気になる」という方もいるのではないでしょうか。そんな方に、車のサブスクリプションサービスのKINTOはおすすめです。
さらに今回、KINTO専用にカスタムした特別仕様車“KINTOツーリングセレクション”が登場したことによって魅力的な選択肢が増えました。
特に「スポーティなヤリスに乗りたいけど、使い勝手も譲れない」と考えている方にヤリス G“KINTOツーリングセレクション”はおすすめといえます。
気になる方はぜひKINTOのWEBサイトで、ヤリス G“KINTOツーリングセレクション”をチェックしてみてください!
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
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