トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ エスクァイアの内装は?車体サイズや室内サイズも紹介

トヨタ エスクァイアの内装は?車体サイズや室内サイズも紹介

エスクァイアは、人気のノア・ヴォクシーと基本設計を同一とした広い室内空間を追求した5ナンバーサイズミニバン。ワンランク上の高級感を付与することで国内市場に新たなポジションを築く「新上級コンパクトキャブワゴン」として2014年に誕生しました。
2017年には現行モデルとなるマイナーチェンジが行われ、エスクァイアは高級感をより高めたスタイルへと進化しました。本記事では、トヨタの5ナンバーサイズミニバンの中でも一味違う、エスクァイアの内装について解説していきます。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

エスクァイアのサイズ

全長(mm)

4,695

全幅(mm)

1,695

全高(mm)

1,825

室内長(mm)

2,930

室内幅(mm)

1,540

室内高(mm)

1,400

ホイールベース(mm)

2,850

フロントトレッド(mm)

1,480

リヤトレッド(mm)

1,480

最低地上高(mm)

160

最小回転半径(m)

5.5

※エスクァイア HYBRID Gi(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)のサイズ

エスクァイアは全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,825mm(4WDは1,865mm)と5ナンバーサイズに収まるボディサイズですが、室内サイズは室内長2,930mm×室内幅1,540mm×室内高1,400mmと広々とした室内空間を確保しています。

使いやすく余裕のあるエスクァイアの室内空間

また、エスクァイアは頭上広々の室内高1,400mm(ツインムーンルーフ装着車は1,365mm)を確保。10歳の平均身長までのお子様であれば立ったまま着替えたりすることも可能な高さです。

ミニバンと聞くと、車高が高くて乗り降りが不便だと思われる方もいるかもしれませんが、エスクァイアは開口部が805mmとスライド量が大きく出入りしやすく、さらに低床フラットフロア設計により、フロントドアでは390mm、スライドドアでは乗り込み高さは360mmという低さを実現(2WD車)しているので、スムーズに乗り降りすることができます。

多彩なシートアレンジ

エスクァイアには7人乗り仕様と8人乗り仕様の2種類が用意されていますが、特に7人乗り仕様のシートアレンジは多彩です。

エスクァイアの多彩なシートアレンジ

7人乗りのセカンドシートには独立したキャプテンシートが採用されており、810mm(8人乗りは580mm)というロングスライドが可能です。サードシートを格納してセカンドシートを後ろまで下げれば、広い足元空間が出現します。

また、セカンドシートとサードシートを倒せばフルフラットなスペースが出現し、車中泊にも便利です。

一方で、大きな荷物を積みたい方には8人乗り仕様がおすすめです。セカンドシートの座面をチップアップして前にスライド、サードシートも跳ね上げれば大容量の荷室を確保できます。

また、アレンジが豊富でもシートの操作方法が複雑な場合や、操作に力が必要だとせっかくの機能も台無しですが、エスクァイアは操作についても優秀です。特に格納する機会も多いサードシートには、軽い力でスムーズに折りたためるワンタッチスペースアップシートを採用しており、車内に乗り込んで作業する必要がありません。

荷室幅は1,100mm、荷室のフロアも500mm(2WD車)という低さなので荷物の載せ降ろしが楽に行なえます。

快適な収納スペース

エスクァイアの快適な収納スペース

※コンソールボックス

エスクァイアの室内には多くの収納スペースが設けられています。運転席、助手席周りにはサングラスや財布、スマホなどの小物を整理できるほか、どの席に座っても手の届きやすいところに様々な収納スペースが確保されています。

また、ハイブリッド車に設定されたインパネ一体型センターコンソールボックスはアームレスト兼用で容量も十分ですが、さらにアクセサリーコンセントも設置されています。非常時に発電機としても使用可能で、まさにハイブリッド車ならではの便利な装備といえるでしょう。

グレードによる内装の違い

エスクァイアの現在のグレード構成は、デビュー当初設定されていたベースグレードの「Xi」がなくなり、ガソリン車・ハイブリッド車ともに上級グレードでラグジュアリーな「Gi」および特別仕様車のGi “Premium Package・Black-Tailored”のみとなっています。

それぞれの内装をチェックしていきましょう。

上級グレード「Gi」

エスクァイアの内装 Gi

※内装色:ブラック

シート表皮はシックなブラックの合成皮革ですが、オプションでバーガンディ&ブラックのカラーも選べます。バーガンディ&ブラックを選ぶとインパネやドアの内張りの一部もバーガンディでカラーコーディネートされるので、一層華やかな印象になります。

エスクァイアの内装Gi 内装色:バーガンディ&ブラック

※内装色:バーガンディ&ブラック

シート素材が合成皮革と聞くと「冬場は冷たいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、素材に夏は暑さを、冬は寒さを感じにくくする昇温降温抑制機能付きの素材が使用されているため安心です。

さらに、運転席および助手席には寒い冬場に役立つ「快適温熱シート」が採用されています。快適温熱シートは、ロングドライブの際に負担がかかりやすい肩や腰を温めます。そのため、冬場だけでなく夏場にエアコンで冷えやすい下肢を温めることも可能です。

ステアリングホイールは本革巻きで黒木目調の加飾が施されたものとなっています。

特別仕様車「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」

エスクァイアの内装 Gi“Premium Package・Black-Tailored”

「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」のGiをベースに、内外装に専用の装備を追加しています。

「Black-Tailored」のネーミングどおり、内装色はブラックのみとなりますが、注目はシート表皮です。上質なスウェード素材以上の滑らかさをもつ素材、ブランノーブ+合成皮革のシートとなります。

ステアリングホイールはGiと同じく本革巻きですが、加飾がブラックサイバーカーボン調に変更されています。さらにステアリングヒーターも装備されているので、冬場のドライブにも強いです。

ステアリングホイールに合わせてシフトノブもGiの黒木目加飾からブラックサイバーカーボン調加飾にコーディネートされています(ガソリン車のみ)。

エスクァイアのフロントドアスイッチベース (ブラックレーザーライン加飾付)

※フロントドアスイッチベース (ブラックレーザーライン加飾付)

また、フロントドアスイッチベースやセンタークラスターパネルにブラックレーザーラインの加飾が追加され、高級感がアップしています。

グレードと価格

エスクァイアのグレードと価格(税込)は以下の通りです。

ハイブリッド車(2WD)

HYBRID Gi:337万9,200円
HYBRID Gi“Premium Package・Black-Tailored”:346万600円

ガソリン車(2WD)

Gi:299万4,200円
Gi(8人乗り):296万3,400円
Gi“Premium Package・Black-Tailored”:311万9,600円

ガソリン車(4WD)

Gi:320万3,200円
Gi(8人乗り):317万2,400円
Gi“Premium Package・Black-Tailored”:332万8,600円

※トヨタ「エスクァイア」は2021年12月に生産終了しました。エスクァイアのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内のエスクァイアのカタログでご確認ください。

エスクァイアの内装まとめ

エスクァイア

5ナンバーに収まるサイズながら高級感を追求し、上質なインテリアのエスクァイアに対し、魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。「高級感のあるミニバンを探しているが、3ナンバーサイズのミニバンだと駐車場での取り回しなどが不安」そんな方にとっては、うってつけの一台といえるかもしれません。

最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

よくある質問

エスクァイアの特徴は?

2014年にデビューしたエスクァイアは、ノア/ヴォクシーも含めたトヨタMサイズミニバン3兄弟の中では贅沢な雰囲気の高級モデルというイメージを打ち出しています。存在感あるフロントの大型メッキグリルをはじめ、窓枠やリヤゲートにまで多用されたメッキパーツが上質さを漂わせています。アルミホイールやLEDフロントフォグランプも全車標準装備で、インテリアもシックで落ち着いた雰囲気に仕上げられています。

エスクァイアの燃費は?

静粛性の高さと燃費の良さもエスクァイアの魅力。一定の条件下で平坦な道をライトやエアコンを使用せずに計測したWLTCモードカタログ燃費は、2.0Lガソリン車が12.6~13.6km/L、ハイブリッド車は全グレード共通の19.8km/L です。

5ナンバーサイズのミニバンは燃費の良さが魅力ですが、エスクァイアのハイブリッド燃費はその中でもトップクラス。多人数での乗車で高速道路を多く走るユーザーなら、パワーで勝る2.0Lのガソリン仕様にもメリットがあります。

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