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今回は、2020年(1月~12月)における、新車販売台数ランキングにランクインしているトヨタ車をご紹介します。
トヨタ車ユーザーやこれからトヨタ車の購入を考えている人にとって、どの車がどの程度売れているのかは非常に気になるところです。
2020年(1月~12月)のトヨタ新車販売台数ランキングを紹介!
販売台数のデータには大きく分けて、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が統計をとっている登録車と、全国軽自動車協会連合会(全軽協)が集計している軽自動車データがあります。今回は登録車を調査対象として、2020年1月~12月のデータから、トヨタ車の新車販売台数のランキングを見ていきます。
トヨタ車の自動車販売台数ランキング(2020年1月~12月実績)
順位 | 車名 | ボディタイプ | 販売台数 | 価格(税込) |
1 | ヤリス | コンパクトカーなど | 15万1,766台 | 139万5,000円〜 |
2 | ライズ | SUV | 12万6,038台 | 167万9,000円~ |
3 | カローラ | セダンなど | 11万8,276台 | 193万6,000円~ |
4 | アルファード | ミニバン | 9万0,748台 | 352万円~ |
5 | ルーミー | コンパクトカー | 8万7,242台 | 155万6,500円~ |
6 | シエンタ | ミニバン | 7万2,689台 | 180万9,500円~ |
7 | ヴォクシー | ミニバン | 6万9,517台 | 281万3,800円~ |
8 | プリウス | セダンなど | 6万7,297台 | 260万8,000円~ |
9 | ハリアー | SUV | 6万6,067台 | 299万円~ |
10 | アクア | コンパクトカー | 5万9,548台 | 181万8,300円~ |
※出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
ボディタイプの項目で「など」と記述があるのは、ひとつの車名で主要なボディタイプ以外で他のボディタイプを展開している車種になります。例えば、コンパクトカーの「ヤリス」の場合は、2020年8月31日に発売されたSUVの「ヤリスクロス」の販売台数を含んだ数字となっています。
トヨタ車の上位10車種のランキングを見てみると、コンパクトカー、SUV、セダン、ミニバンが、それぞれバランスよくランクインしていることが分かります。では、ランクインしている車種について、車種の特徴などを上位から順に紹介します。
ヤリス

大ヒット作であったヴィッツの後継車として2020年2月に登場したコンパクトカーが「ヤリス」です。ヴィッツは海外ではヤリスという車名で販売されていましたが、国内でのヤリスデビューにより、世界で統一したネーミングになりました。
ヤリスは、トヨタの新しいTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用することで、軽量かつ高剛性、低重心なボディを実現。その走りと引き締まったスタイリッシュなデザインは、パーソナルユースが強く意識されています。
価格(税込) | 139万5,000円〜 |
ヤリスクロス

2020年8月には、ヤリスならではの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぐ、都市型コンパクトSUV「ヤリスクロス」が発売されました。
コンパクトSUVでありながら利便性の高いラゲッジスペースや、ハイブリッド車でリッター30kmを超えるクラス世界トップレベルの低燃費などが特徴で、日常使いからキャンプまでをこなす万能な車と言えます。
価格(税込) | 179万8,000円〜 |
ライズ

ライズは、コンパクトサイズのSUVとして2019年11月に発売されました。5ナンバーサイズにおさまる4m以内のコンパクトボディが特徴で、取り回しの良さはもちろん、369Lのラゲッジスペース(デッキボード下段時)を兼ね備えるなど、実用性の高さが際立っています。
RAV4を彷彿とさせる力強く迫力あるスタイルや、コンパクトSUVとしての実用性の高さにより、登場以来販売台数上位をキープし続けています。
価格(税込) | 167万9,000円~ |
カローラ

カローラは、日本を代表するスタンダードなモデルとして、50年以上の歴史を誇る車です。1966年の登場以来、日本をはじめ150以上の国と地域で販売されています。
2019年に登場した12代目となる現行モデルでは、5ナンバーサイズから3ナンバーに変貌を遂げ、TNGA(Toyota New Global Architecture)に基づいたグローバル共通プラットフォームを採用。低重心なシルエットとフラットな乗り心地、優れた操縦安定性、高い静粛性を実現しています。
またカローラは、自動車ニーズの多様化にも対応。欧州育ちのハッチバックモデル「カローラ スポーツ」やステーションワゴン「カローラ ツーリング」などの派生車種もラインアップに加わっています。
価格(税込) | 193万6,000円~ |
アルファード

アルファードは、トヨタミニバンのフラッグシップモデルとして、広大な車内スペースと高級感あふれる内外装を特徴とするモデルです。インパクトの強いフロントマスクもユーザーに強く印象づけるデザインで、ラグジュアリー感を演出しています。
ハイエンドなモデルとして、安全機能をはじめとした様々な装備も充実しており、ドライバーだけでなく乗員全員が快適なひとときを過ごせるように仕上がっています。
価格(税込) | 352万円~ |
ルーミー

ルーミーは「使える!動ける広い部屋!」をコンセプトとして、コンパクトなボディに、広い車内スペースを確保しているモデルです。
スライドドアを採用することで乗降性も高く、最小回転半径4.6m(14インチタイヤ装着車の場合)という軽自動車並みの小回り性能や車両前方と周囲をしっかり見渡せる広々とした視界などにより、運転のしやすい車になっています。
価格(税込) | 155万6,500円~ |
シエンタ

シエンタは、軽快な取り回しで扱いやすい5ナンバーサイズにおさまるミニバンで、ファミリー層に嬉しい機能や装備、コンパクトなボディにもかかわらず広い車内空間などが特徴です。
6~7人乗りの3列シートモデルと5人乗りの2列シートモデルがあり、ユーザーごとの使い方に合った一台が選べます。
また、「大きすぎず、小さすぎない」普段使いにジャストなサイズ感やミニバントップレベルの低燃費も特徴のひとつで、コンパクトミニバンとしての実用性の高さを示しています。
価格(税込) | 180万9,500円~ |
ヴォクシー

ヴォクシーはミドルサイズのミニバンとして、ノアの姉妹車にあたるモデルです。ミドルサイズミニバンとしての特徴である、走行安定性や広い室内空間、低燃費などバランスの良さを兼ね備え、ファミリーユースに適しています。
細かいメッキパーツを配したフロントフェイスなど、「カッコいい」を意識したデザインも、人気の理由と言えるでしょう。メーカー直系のカスタムパーツも豊富にラインアップされており、自分好みの一台に仕上げることも可能です。
価格(税込) | 281万3,800円~ |
プリウス

プリウスは、ハイブリッド車の先駆けとして自動車史に大きな1ページを残しているモデルです。プリウスの特徴と言えば、やはり「低燃費」が挙げられます。
ハイブリッドシステムの効率化や小型軽量化、低損失化のみならず、ボディのフォルムからアルミホイールの形状などに至るまでの空力性能を高めることで、優れた低燃費を実現しています。
さらに、TNGAプラットフォームを採用することで、優れた操縦安定性と高い走行性能を実現。人間工学に基づき設計されたインテリアや、ゴルフバッグが4つも入るラゲッジスペースなど使い勝手の良さもポイントです。
その他、プリウスのシリーズとしては、プラグインハイブリッド車の「プリウスPHV」、ステーションワゴンの「プリウスα」などの派生車種もラインアップされていますが、「プリウスα」については2021年3月末をもって生産終了することがアナウンスされました。
価格(税込) | 260万8,000円~ |
ハリアー

ハリアーは、都市部での利用を前提に多彩な用途にも対応可能な「都市型SUV」として、高級感のある内外装が特徴です。
SUVとしての実用性だけでなく、流麗なクーペフォルムや上質な室内空間、静かな車内といった、ハリアーならではの存在感が、乗る人の心を満たしてくれるでしょう。
299万円~という価格帯にもかかわらず、2020年6月の現行モデル登場以降、毎月新車販売ランキングの上位にランクインしていることが、ハリアーの人気ぶりを表しています。
価格(税込) | 299万円~ |
アクア

アクアは、プリウスに次ぐハイブリッド専用車として2011年12月に登場しました。
発売から9年が経過していますが、優れた燃費性能のみならず、スタイリッシュなデザインやゆとりある室内空間、広いラゲッジスペースなど、その魅力は今も健在です。
2014年12月、2017年6月と二度のマイナーチェンジが行われ、成熟度が増していることも、今もなお人気の理由かもしれません。
価格(税込) | 181万8,300円~ |
トヨタの新車販売ランキング まとめ
2020年の新車販売ランキング上位のトヨタ車は、いずれも普遍性の中にも個性を感じさせるものばかりで、車に対する幅広いニーズに応える豊富なラインアップを揃えていると言えます。
車選びに困った際は、まずトヨタ車を軸に比較検討しながら選んでいくと、自分にぴったり合った一台を見つけやすいかもしれませんね。
そのトヨタ車を購入検討する方向けに、購入以外にもトヨタ車に乗れる方法をお伝えします。
それはトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」です。KINTOなら、頭金なしの月々定額で新車に乗れるので、まとまったお金を用意する必要がなく魅力的なサービスです。
また、KINTOの定額料金には車両代金だけでなく、自動車税や自賠責保険、点検費用、さらにKINTO専用の任意保険料まで毎月の支払い額にすべて含まれています。
さらに、KINTOの申込みはネット上ですべて完結するので販売店に足を運ぶのは納車の時だけです。
KINTOでは、トヨタおよびレクサスの車種が数多く取扱われており、毎月下記の料金でヤリスやライズを利用できます。
【支払い例】ヤリス
X GAS 1.5L 2WD(5人):3万4,760円〜
(ボーナス11万円併用の場合) 16,390円~
※料金は税込価格/7年契約の場合
【支払い例】ライズ
X”S” GAS 1.0L+ターボ 2WD(5人):3万4,650円〜
(ボーナス11万円併用の場合) 1万6,280円~
※料金は税込価格/7年契約の場合
KINTOを利用してトヨタ車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?