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世界に誇るキングオブ4WD!ランドクルーザーとプラドの歴史や変遷~スペックの違いを紹介

世界に誇るキングオブ4WD!ランドクルーザーとプラドの歴史や変遷~スペックの違いを紹介
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トヨタの本格派クロスカントリーSUVといえば、ランクルこと「ランドクルーザー」とプラドこと「ランドクルーザー プラド」の2台。

どちらの車名にも「ランドクルーザー」が付いているので、グレード違いの車種だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ランクルとプラドはその歴史や変遷から見ていくと、似て非なる車種だということがわかります

本記事では、主にランクルとプラドの違いについて見ていきますが、まずはランクルの歴史やプラドの起源について紹介します。それらを知ることで、より、ランクルとプラドに対する理解を深めることに繋がるでしょう。

<この記事の目次>

  1. キングオブ4WD「ランドクルーザー」が支持される理由
  2. ランドクルーザーシリーズは3タイプ
  3. ランクルから派生「ランドクルーザー プラド」とは?
  4. ランクルとプラドの違い
  5. ランクルとプラドの燃費を比較
  6. ランクルとプラドの値段とグレードを比較
  7. ランクルとプラドの比較まとめ

キングオブ4WD「ランドクルーザー」が支持される理由

世界に誇るキングオブ4WD!ランドクルーザーとプラドの歴史や変遷~スペックの違いを紹介

※2015年 ランドクルーザー200系

全長5,000mmを目安とした巨大なボディを持つSUVは、フルサイズSUVと呼ばれており、ランドクルーザー(以下、ランクル)も日本で数少ないフルサイズSUVのひとつです。

ランクルは、高い悪路走破性はもちろん、ロングボディを活かした広いラゲッジスペースや居住性の良さが特徴です。トヨタのSUVラインアップの中でもフラッグシップモデルに位置し、フルサイズの本格派クロスカントリーSUVとして、世界に誇るキングオブ4WD、キングオブSUVなどと言われています。

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※1951年 トヨタジープBJ型

ランクルの歴史は古く、初代となる1951年トヨタジープBJ型の発売から60年以上が経ちます。ランドクルーザーは、日本でもっとも長い歴史をもつ車であり、世界中の多くの人たちに愛される4WDでもあります。

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※コスタリカのニンジン収穫風景

地球上のあらゆる道とあらゆる人々の生活を想定し、最も厳しい基準でクルマづくりを行ってきたというランクル。

アフリカのブルンジではマラリアに罹った子供を病院に移送したり、ウガンダの難民キャンプでは診療所に患者を運んだり、人道支援の面でも活躍。中米コスタリカでは、標高3,500メートルの急斜面でニンジンの収穫の足として活躍しています。

ランクルがないと生活が成り立たない場所が地球上にはたくさん存在しています。どんな場所であっても、人や物を運び、帰ってくることが必然である車。そんな高い信頼性や物語性があるからこそ、60年以上もの間、変わらず世界で支持され続けているのではないでしょうか。

ランドクルーザーシリーズは3タイプ

ランドクルーザーシリーズは、「ヘビーデューティー系」「ステーションワゴン系」「ライトデューティー系」の3つのタイプに分けられます。

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※2014年 ランドクルーザー70系

なかでも、ヘビーデューティー系の代表的車種である「ランドクルーザー70系(以下、ランクル70)」は、悪路走行に適した仕様で1984年に日本国内で販売を開始。その後30年にわたって世界各国で愛用されてきました。日本国内では2004年に販売を終了しましたが、ランクル70の復活を望むファンの強い要望に応えるべく、ランクル70の誕生30周年を記念して2014年に期間限定で再販売するほど、根強い人気を誇るモデルです。

現行のランクルは、ステーションワゴン系で2007年に発売されたランドクルーザー200系がその役割を担っています。

ランクルから派生「ランドクルーザー プラド」とは?

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※1985年 ランドクルーザー・ワゴン(70系)

ランクル70が発売された翌年の1985年、レジャーユースの増加を背景に、機動性に加え居住性やスタイル等が重視されるようにったニーズに対応するために、ランクル70から派生したライトデューティー系のランドクルーザー・ワゴン(70系)が発売されました。

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※1990年 ランドクルーザー プラド(初代)

ランドクルーザー・ワゴン(70系)はショートホイールベースの3ドアのみの設定でしたが、その後、1990年にロングホイールベースの5ドア車が追加され、これを機に、ランクル70系のワゴンモデルには「プラド」のサブネームが付けられるようになり、本流のランクル70系から分離。これが、ランドクルーザー プラド(以下、プラド)の起源となります。

その後プラドは、90系、120系とモデルチェンジし、走破性と快適性を両立しながら向上。2009年にはハイテクデバイスを装備した新世代のプラド150系へと進化しました。

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※2020年 ランドクルーザー プラド(150系)

ランクル70系から派生し、ランクルよりもひと回り小さくスタイリッシュなデザインが特徴のプラドは、国道が未舗装路であるような国で人気があるとされ、さらに、欧州や中南米の一部で熱狂的に支持する国々もあり、ファッションではなく実用的なツールとして使われるオーナーが多いと言われます。また日本では、プラドがランドクルーザーシリーズ全体の約9割の販売を占めるとされており、「ランクルに憧れを持ちながらもサイズ感などからプラドを選ぶ」といったオーナーが多いのかもしれません。

ランクルとプラドの違い

ここからは、現行モデルのランドクルーザー200系(以下、ランクル)とランドクルーザー プラド150系(以下、プラド)のスペックや見た目の違いを見ていきます。

ボディサイズの違い

ボディサイズは、ランクルの方がプラドよりも一回り大きくなっています。

ランクルのボディサイズは全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,880mm(ZXのみ1,870mm)、プラドのボディサイズは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mm(TZ-Gのみ1,835mm)です。全長で125mm、全幅で95mm、全高で20~45mm、ランクルの方が大きくなります。

フルサイズ近くまで大型化されたランクルに対し、日本の道路事情や駐車場の広さなども理由に、ひと回り小さいプラドが選択肢として存在する意味は大きいのかもしれません。

エクステリアの違い

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※ランドクルーザー

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※ランドクルーザー プラド

フロントのデザインは、ランクルが迫力を感じさせるデザインに対して、プラドはランクルに比べてシャープな印象のデザインです。

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※ランドクルーザー

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※ランドクルーザー プラド

リヤのデザインも、ランクルはテールランプが大きくどっしりと迫力があるデザインに対して、プラドはテールランプが控えめなサイズでフロントのデザイン同様にシャープなデザインとなっています。

迫力がありラグジュアリーさと重厚感のあるランクル、シャープでアクティブな印象のプラド、両車のデザインからはそんな違いを感じさせます。

インテリアの違い

インパネ周りやドアハンドル、シートなどのデザインを比較すると、ランクルは大きく迫力があり、プラドはスマートでスタイリッシュなデザインが採用されています。

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※ランドクルーザー ZX

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※ランドクルーザー プラド TX“Lパッケージ”

ランクルの方が全幅で約100mm大きい分、センターコンソールの幅が広く作られ、シフト周りにスイッチを集中させ豪華な雰囲気です。プラドはスイッチ類をセンターコンソールに集中させシフト周りをスッキリとさせています。

シート表皮はどちらも布素材と本革が設定されていますが、ランクルの最上位グレード「ZX」では本革よりも上質な「プレミアムナッパ本革」を採用。カラーはブラック/ニュートラルベージュ/ブラウンの3タイプが用意されています。

パワートレインの違い

ランクルとプラドにおけるパワートレインの大きな違いはディーゼルエンジンの有無です。ランクルはガソリンエンジンのみの設定ですが、プラドにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方が設定されています。

ランクルのエンジンは、4.6L V8ガソリンエンジンで最高出力318ps、最大出力460Nmを発揮。スポーツカー並みのハイパワーエンジンで、大型で重たいランクルの車体をストレスなく走行させます。

プラドのエンジンは、2.7L直4ガソリンエンジンと2.8L直4ディーゼルターボエンジン。ガソリンエンジンは最高出力163ps、最大出力246Nmを発揮、ディーゼルターボエンジンは最高出力204ps、最大出力500Nmを発揮します。

重量の違い

ランクルとプラドの重量を比較すると、ランクルよりもプラドの方が軽くなります。ランクルとプラドそれぞれの車両重量は以下になります。

【ランクル】
・GX:2,430kg
・AX:2,490kg
・AX”Gセレクション”:2,530kg
・ZX:2,690kg

【プラド/ガソリン】
・TX 5人乗り:2,050kg
・TX 7人乗り:2,090kg
・TX”Lパッケージ”” 5人乗り:2,060kg
・TX”Lパッケージ” 7人乗り:2,100kg

【プラド/ディーゼル】
・TX 5人乗り:2,180kg
・TX 7人乗り:2,220kg
・TX”Lパッケージ”” 5人乗り:2,190kg
・TX”Lパッケージ” 7人乗り:2,230kg
・TZ-G:2,330kg

ランクルに比べてプラドのほうが500kg前後も軽いことがわかります。この重量の違いは、プラドの運転のしやすさにつながるかもしれません。

また、重量は燃費や重量税に影響します。重量税は0.5t刻みで税額が上がっていきます。プラドはすべて2.5t以下ですが、ランクルは「AX”Gセレクション”」と「ZX」が2.5t以上となり他よりも重量税が高いです。(2020年12月現在)

自動車税の違い

自動車税は総排気量に比例して税額が高くなる税金です。ランクルとプラドそれぞれの自動車税を比較してみましょう。

ランクルの総排気量は4,608ccなので4,500cc超~6,000cc以下となり税額は8万7,000円。対するプラドの総排気量はガソリンエンジンが2,693ccでディーゼルエンジンが2,754ccなので、どちらも2,500cc超~3,000cc以下となり税額は5万円です。(2020年12月現在)

ランクルとプラドの1年間の自動車税額の差は3万7,000円ほどですが、自動車税は毎年課税される税金なので、維持費の点ではプラドに分があると言えます。

乗車人数の違い

ランクルの乗車人数は2列シートの5人もしくは3列シートの8人です。エントリーモデルの「GX」のみ5人乗りで、他のグレードはすべて8人乗りとなります。ランクルは乗車人数を5人とした場合、グレードの選択肢は無くなります。

対するプラドの乗車人数は2列シートの5人もしくは3列シートの7人です。「TZ-G」のみ7人乗りしか選択できませんが、「TX」と「TX”Lパッケージ”」はガソリンでもディーゼルでも5人乗りか7人乗りのどちらも選択可能です。

たくさんの人数を乗せたいならランクル、乗車人数もグレードも選びたいならプラドと言えます。

ランクルとプラドの燃費を比較

ランクルとプラドの燃費を比較すると、プラドの方が燃費性能では勝ります。理由はプラドの方がランクルよりも、エンジン排気量が小さく車両重量が軽いことが大きな要因と言えるでしょう。ランクルとプラドそれぞれの燃費性能をカタログ数値(WLTCモード)で比較してみましょう。

ランクル:6.7~6.9km/L
プラド(ガソリン車):8.3km/L
プラド(ディーゼル車):11.2km/L

燃費性能を比較すると、ガソリン車同士ではプラドの方が1.4~1.6km/L燃費が良いことが分かります。使用する燃料が違うので単純比較はできませんが、ランクルとプラドのディーゼル車を比較すると4.3~4.5km/Lもの差がつきます。

維持費を抑えたいなら一番燃費性能が高いプラドのディーゼル車を選択するのがベストと言えます。またディーゼル車に使われる軽油はガソリンに比べて安価なため、さらに維持費の節約になるでしょう。

ランクルとプラドの値段とグレードを比較

ランクル

ランクルのグレード及び値段は以下のようになっています。

【ガソリン】
・ZX:697万4,000円
・AX“Gセレクション”:597万9,600円
・AX:524万7,000円
・GX:482万6,800円

プラド

プラドのグレード及び値段は以下のようになっています。

【特別仕様車】
・TX “Lパッケージ・Black Edition” 2.8L クリーンディーゼル (7人乗り):508万9,000円
・TX “Lパッケージ・Black Edition” 2.8L クリーンディーゼル (5人乗り):493万1,000円
・TX “Lパッケージ・Black Edition” 2.7L ガソリン (7人乗り):441万9,000円
・TX “Lパッケージ・Black Edition” 2.7L ガソリン (5人乗り):426万1,000円

【ガソリン】
・TX“Lパッケージ” 2.7L ガソリン (7人乗り):429万8,000円
・TX“Lパッケージ” 2.7L ガソリン (5人乗り):414万円
・TX 2.7L ガソリン (7人乗り):377万9,000円
・TX 2.7L ガソリン (5人乗り):362万1,000円

【ディーゼル】
・TZ-G クリーンディーゼル:553万円
・TX“Lパッケージ” 2.8L クリーンディーゼル (7人乗り):496万8,000円
・TX“Lパッケージ” 2.8L クリーンディーゼル (5人乗り):481万円
・TX 2.8L クリーンディーゼル (7人乗り):444万3,000円
・TX 2.8L クリーンディーゼル (5人乗り):428万5,000円

プラドのディーゼル車は燃費が良く、軽油もガソリンに比べて安価で維持費を抑えることができますが、車両価格はガソリン車よりも高くなっているため、ここがひとつ悩みどころかもしれません。

ランクルとプラドの比較まとめ

日本で最も歴史のある車として世界でも活躍を続け、フルサイズの本格派クロスカントリーSUVとして圧倒的な存在感とV8エンジンのパワーを堪能できるのがランクル。

そして、ランクルならではの堅牢性、走破性の高さを持ちながら、都会でも気軽に乗れるといった、フィールドを選ばない適応力の高さが持ち味のプラド。

ランクルもしくはプラドの購入を検討している人は、ご自身のライフスタイルや好みなどをもとに、どちらが自分に合う車なのか、じっくり検討してみてください。

最後に、購入以外にもランクルやプラドに乗れる方法をお伝えします。

それはトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」です。KINTOなら、頭金なしの月々定額で新車に乗れるので、まとまったお金を用意する必要がなく魅力的なサービスです。

また、KINTOの定額料金には車両代金だけでなく、自動車税や自賠責保険、点検費用、さらにKINTO専用の任意保険料まで毎月の支払い額にすべて含まれています。

さらに、KINTOの申込みはネット上ですべて完結するので販売店に足を運ぶのは納車の時だけです。

KINTOでは、トヨタおよびレクサスの車種が数多く取扱われており、毎月下記の料金でランクルやプラドを利用できます。

【支払い例】ランドクルーザー
AX GAS 4.6L 4WD(8人):7万7,220円~
(ボーナス払い16万5,000円併用の場合)4万9,720円~
※料金は税込価格/7年契約の場合

【支払い例】ランドクルーザー プラド
TX GAS 2.7L 4WD(5人):5万8,080円~
(ボーナス払い16万5,000円併用の場合)3万580円~
※料金は税込価格/7年契約の場合

KINTOを利用してランクルやプラドに乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

※一部取扱いのない車種がある場合もございます

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